配管ニュース詳細
6月度産業機械
ポンプ受注3.7%減 民需製造業と外需が減
産業機械全体では3ヶ月連続増
日本産業機械工業会がまとめた6月の「産業機械受注状況調査」によると、ポンプの受注額は、前年同月比3.7%減の266億500万円となった。内需は非製造業、官公需が増加幅2ケタ%だったが民需製造業が減少幅2ケタ%、外需も大きく落ち込んで全体で減少し2カ月連続減だった。
ポンプの動向を需要部門別にみると、民需は6.5%増の76億3900万円だった。製造業は25.4%減の18億5500万円、非製造業が23.4%増の57億8400万円だった。官公需は17.7%増の71億9300万円。
民需と官公需、代理店を合わせた内需合計は、9.9%増の207億600万円。民需は9品目が減少しそのうち7品目で減少幅が2ケタに達しており、民需全体を押し下げた。(※記事より一部抜粋)
4〜6月建築確認申請件数
2四半期連続減、13万9111件
国土交通省が8月20日まとめた「最近の建築確認件数等の状況について」によると、着工の先行指数となる建築確認申請件数の4〜6分は前年同期比16.0%減(2四半期連続減)の13万9111件であった(平成25年度より月ごとの集計から四半期ごとの集計に変更)。
建築確認申請件数は、平成19年度を通じ減少、20年度は上半期に増加したが下半期から21年度上半期まで減少が続いた。21年度下半期から23年度第1四半期まで増加が続き、同年度第2・3四半期に減少、同年度第4四半期から平成25年度第3四半期まで増加が続いた。平成26年4〜6月の申請件数のうち、1〜3号建築物の申請件数は3万7513件、15.9%減(2四半期連続減)、4号建築物は10万1598件、16.0%増(2四半期連続減)だった。
4〜6月の確認件数(交付件数)は13万7037件(15.5%減、2四半期連続減)、うち1〜3号建築物3万6837件(14.2%減、2四半期連続減)、4号建築物10万470件(16.0%減、2四半期連続減)だった。
TOTO
「エアインクリックシャワー」めっきタイプ 節水性も向上
TOTOは、好評の「エアインシャワー」の節水性を強化し、デザイン性の高いメタル調のめっきタイプを発売開始した。希望小売価格8万7200円(税抜)。
同社独自の「エアイン」技術は、水に空気を含ませることで水の一粒一粒を大粒化し、従来型のシャワーと比べ約35%節水する。また、ヒトの感性を定量化し、製品の設計に反映させる感性工学の手法を用い、水の勢いや量感を落とさずに「浴び心地」と「節水」を両立させた。
新製品は、シャワーヘッドのボタンで出し止めできるクリックシャワー機能を搭載。従来型のシャワーと比べ約48%、従来のエアインシャワーからさらに約20%節水できるという。
同社は、10年4月に発売したデザイン水栓「ベーシックプラス」以降、シャワーのエアイン化を推進しており、現在ではエアインシャワー化率は8割に達している。
水生活製作所
自閉式水飲み水栓開発
水生活製作所は、車椅子での使用などバリアフリーをめざした自閉式の水飲み水栓「Paddle(パドル)」を開発、今秋をめどに発売する。
「パドル」は、これまでの自閉式水飲み水栓を、誰でもが使いやすい構造とデザインにしたもの。従来の自閉式水栓は経年劣化に弱く、また水圧に逆らってパッキンを押さえつけ止水する構造であったため強力なバネが必要で、ハンドル操作が重くなっていた。
今回の新製品は、新設計の軽いバネ構造と経年劣化に強いボール式栓棒を採用することで警戒操作、確実な止水を実現。車いすなどでの使用を前提に、可能な限りコンパクトに設計、車椅子を対象とした水飲み場の寸法に適合しており、バリアフリーを目指す環境にマッチした製品となっている。
また、使いやすいユニバーサルデザインを取り入れていることも大きな特徴。開栓するレバーハンドルは、左右に大きく飛び出し、上方から見るとウェーブ状になっており、回転方向が直観的にわかる。ハンドルを「引く」「掌で押す」「両手で回す」など様々な使い方ができ、右手でも、左手でも、力の弱い人でも、だれにでも使いやすいデザインとなっている。
ブラック・アンド・デッカー社
コードレスインパクトドライバー発売
ブラック・アンド・デッカーは、DIYユーザーに使いやすい独自のインパクト機構を採用した「18VコードレスインパクトドライバーBPCI18」を、8月中旬からホームセンターなどで発売する。
同製品はドライバーの回転と同時に打撃力を加えることでパワフルにネジ締めできる工具で、長いネジや堅い素材へのネジの締め外しもスピーディに行える。木工DIYをはじめウッドデッキやセルフリフォームといった大型のプロジェクトなどに最適。18Vリチウムイオン充電池を採用したハイクラスのパワー(最大トルク155N・m)と従来よりも反動の少ない軽量タイプのハンマーによる独自のインパクト機構を採用。適度なスピードで作業ができるためネジの締め過ぎなどを軽減する。最大で長さ約125ミリまでの木工ネジ締めに対応、1回の充電で長さ38ミリの木工ネジ締め420本が可能。
同社は、18Vリチウムシリーズとして人気のコードレスマルチツールやインパクトドライバー、丸ノコなど電動工具6種、園芸用マルチツールやミニ耕運機、各種チェーンソー、ナイロントリマー、ヘッジトリマーなど園芸工具10種、ハンディクリーナー1種の合計16種類をラインアップ。コンパクトで高出力を活かした幅広い製品群を展開している。
価格はオープン(税別参考価格15800円、1.5Ahリチウムイオン充電池2個付属など)。