【管・パイプの基礎知識】 管・パイプとは何か
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管・パイプ
配管を構成する部材のうち、最も中心的な役割を担うのが管(パイプ)とよばれるものです。中空で断面が円形の形状のものを指します。管(くだ・かん)はホースなども含めた総称ですが、金属製など硬質のものを「パイプ」と呼ぶのが一般的です。一部でチューブともいい、使い分けは明確ではありませんが、内外径の寸法があらかじめ決められているものをパイプ、用途に応じて必要な寸法で製造するものがチューブと呼ばれることが多いです。
構造用や楽器用などさまざまな用途があり、配管部品としての流体輸送用もそのひとつ。配管関連ではほかに、ボイラや熱交換器で用いられる熱伝達用、田やガス田の掘削に用いる油井管などがあります。鉄、銅、アルミ、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、コンクリートなどさまざまな材質が使われ、寸法や直径も数mmから数mのものが存在します。
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