「鋼管技術研究会」設立
公開日:
:
業界ニュース
JFEスチール、JFE継手、シーケー金属、第一高周波工業、リケン、レッキス工業の6社はこのほど、配管分野における鋼管の需要の掘り起こしと更なる普及をめざし、一般社団法人「鋼管技術研究会」を立ち上げた。代表理事にJFEスチール鋼管企画部長が就任し、活動を開始した。
同法人は配管分野の鋼管の技術の向上、開発および普及を図り、広く社会に貢献することを目的としている。目的達成に向けて、
①配管技術に関する研究調査・新規開発
②配管技術に関する規格基準の制定と接合方法の標準化及びその普及活動
――を展開していくとしている。
代表理事は「配管分野における鋼管は安価で加工の容易さから、あらゆる分野に使用されているが、鋼管以外の配管材料の普及により、需要は減ってきている。研究会では鋼管・継手・加工機・加工管の各メーカーが配管システムというトータルの提案ができると思う。特に鋼管の最大の欠点である『重い』という間題の解決に向けて研究、開発を行っていきたい」と語る。
同研究会は11月14日に東京千代田区の日比谷図書文化館内のコンベンションホールで「鋼管技術フォーラム」を開催する。鋼管、継手、加工機、加工管メーカー5社で開催してきた「鋼管技術フォーラム」を同研究会で引き継ぎ、鋼管の優位性、耐震性、環境性を柱に鋼管の新たな可能性を提供する場にしたいとしている。
管材新聞 2017年10月11日 第1717号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
WSP小径管部会 会員社製品の総合カタログ発行
日本水道鋼管協会小径管部会はこのほど、会員社の個別パンフレットを集約した総合カタログ「日本水道鋼管協
-
-
荏原製作所 ブラジルの2子会社統合 生産・販売体制強化
荏原製作所は、ブラジルのポンプ子会社2社を統合し、「エバラ・ポンプ・サウス・アメリカ」に改称した。
-
-
米プロ作業工具メーカー「スタンレー ブラック・アンド・デッカー」 現場作業風景写真応募のキャンペーン実施
配管工具を含む米国の作業工具大手のスタンレー ブラック・アンド・デッカー(本社・米国コネチカット州)
-
-
クリナップ「ウルトラの母」CM第2弾
クリナップは、昨秋の放映で話題となった「ウルトラの母」を起用した「システムキッチン クリンレ
-
-
5月新設住宅着工、5カ月連続増 持家・分譲住宅4カ月連続増、貸家15%増
国土交通省が発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比9.8%増(5カ月連続増)の7万8728戸と
-
-
2月度産業機械 ポンプ受注14.2%減 外需増・民需微増、官公需大幅減 産業機械全体では2カ月ぶり減
日本産業機械工業会がまとめた2月の「産業機械受注状況調査」によると、ポンプの受注額は、前年同月比14
-
-
ベンカンと日鉄住金機工が事業統合 「ベンカン機工」設立
溶接式管継手メーカー国内最大手のベンカン溶接式管継手事業と日鉄住金機工は8月1日に事業統合し、新会社
-
-
TOTO中経営計画「WILL2022」を策定 経営とCSRの一体化推進 22年度に売上高7200億円・営業利益800億円目指す
TOTOは10月30日、経営とCSRの一体化のさらなる推進を図り、2022年度に売上高7200億円、
-
-
16年輸出船契約8割減 24年ぶりの低水準
日本船舶輸出組合がまとめた2016年(1~12月)の輸出船契約実績は約371万6000総トン、前年比
-
-
2015年5月 ポンプ業界の動向
日本産業機械工業会(産機工)まとめの2014年度のポンプ受注額は、同上半期(前年同期比5%減)の低迷






