タカラスタンダード第2四半期決算 新築・リフォームとも中高級品好調で増収増益 不透明な市況ふまえ通期予想は据え置き
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業界ニュース タカラスタンダード第2四半期決算
タカラスタンダード(社長渡辺岳夫氏)が11月5日発表した2020年3月期第2四半期決算(4月1日~9月30日)によると、売上高1010億6700万円(前期比8・8%増)/営業利益83億700万円(51・4%増)/経常利益85億7400万円(49・5%増)/当期純利益58億6800万円(54・7%増)であった。
同日会見した井東洋司副社長によると、今期は新築向け、リフォーム向けとも中高級品が好調で、前年同期の減収減益の反動と消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあって第2四半期として過去最高の売り上げを達成し、利益も大幅増であった。井東副社長は、第1四半期時点では駆け込み需要の影響は大きくないと予想していたが、8月・9月に入り大きく伸びたと述べた。一方、下期については、駆け込み需要の反動減も含め、市況が不透明であることから通期予想は前期決算発表時のまま据え置くと述べた。
井東副社長は、人口減少の影響が避けられず新築向けの減少が避けられないことを踏まえ、リフォーム向けの売上を伸ばすとして、①流通・販売:ショールームについて、接客や商品展示内容のさらなる拡充を図って消費者密着の姿勢を強化するとともに、タカラパートナーショップ(約2800店)をはじめ流通との連携を強化して需要を掘り起こす②製品面:高品位ホーローを差別化の武器として非住宅分野での拡販を図る③海外展開:ベトナムで現地最大規模の展示会に出展するなどアジアでの認知度向上を図り、20202年度に10億円の売上を目標とする――などの施策を打ち出していく方針を示した。
主要部門の売上高概要は以下のとおり。
▽キッチン(589億3700万円、9.4%増):新築市場、リフォーム市場ともに順調に売上が拡大し、特にリフォーム市場で中高級シリーズを中心にホーローシステムキッチンの拡販が進んだこととにより増収。
▽浴槽(239億4800万円、10.0%増):新築市場、リフォーム市場ともに順調に売上が拡大し、特にリフォーム市場で中高級シリーズの拡販が進んだことから増収。
▽洗面(108億8600万円、8.5%増):新築市場、リフォーム市場ともに順調に売上が拡大し、特にリフォーム市場で中級シリーズを中心にホーロー洗面化粧台の拡販が進んだことから増収。
▽その他(倉庫事業および不動産賃貸事業など1億9800万円、3.4%増)。
上期の業績が予想を上回った一方、事業環境が先行き不透明であることをふまえ、通期予想は前期決算発表時から変更ない売上高1963億円(前期比1.6%増)/営業利益123億円(4.2%増)/経常利益127億円(3.8%増)/当期純利益85億円(2.1%増)を予想する。
管材新聞 2019年11月27日 第1791号より抜粋
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