配管工は0.4%不足 8職種全体傾向は53ヶ月連続不足 11月の建設労働需給
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国土交通省がまとめた昨年11月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.3%不足)から不足幅が0.1ポイント拡大し0.4%不足であった。型わく工、とび工、鉄筋工、電工などを合わせた8職種の平均は53ヶ月連続で不足傾向を示し(0.4%不足、前月比0.3ポイント縮小)、鉄筋工(建築)(0.7%過剰)を除く7職種が不足傾向にあり、特に不足率が大きかったのは型わく工(土木)(1.5%)。過不足率の前年同月からの変動をみると、とび工の不足幅が大きく縮小したほか7職種も不足幅が0.3~1.6ポイント縮小した。
配管工と電工を除く6職種の平均は0.5%の不足だった(前月は0.8%不足)。
東日本大震災の影響が大きい東北地方の状況をみると、8職種は0.7%の不足で、型わく工(土木)が過剰、型わく工(建築)、左官、鉄筋工(土木)、電工、配管工が不足傾向、とび工、鉄筋工(建築)が均衡だった。6職種でも0.7%不足だった。
11月の配管工の需給状況を地域別にみると、過剰だった地域はなく、不足だった地域は北海道(1.7%)、東北(1.7%)、関東(1.0%)、北陸(0.3%)、中国(0.2%)、四国(0.6%)、九州(0.3%)、均衡したのは中部、近畿、沖縄。
今後の需給見通しは、1月・2月とも全10地域で「普通」。
管材新聞 2016年4月6日 第1662号より抜粋
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