レッキス工業 フレキシブル管カッタ モデルチェンジ
レッキス工業は、ステンレスフレキシブル管の切断工具「フレキシブル管カッタ」をモデルチェンジ、3アイテムを市場投入した。
同社は、この「フレキシブル管カッタ」を1991年に発売。当時、ガス用内管として急速に普及してきたガス用ステンレスフレキシブル管専用のカッタとして販売を進め、その後水用フレキシブル管のカッタにも展開した。
ステンレスフレキシブル管を旧来の銅管用チューブカッタで切断した場合、最後の切れ落ちが悪く、切れ残った部分は折り曲げて切り離していた。そのため、バリ・カエリが発生し、水用フレキシブル管ではツバ出し加工に影響が出たり、ガス用フレキシブル管ではパッキンを傷つけることもあったが、「フレキシブル管カッタ」は、この問題を解決。刃の側に2個、受けローラ側に4個のローラを設け、そのローラの支えによって切断面のバリ・カエリが少ない良好な切断を可能とした。
そして、今回のモデルチェンジでは従来品よりも小型化・軽量化を進め、ウレタンローラ・樹脂ローラの採用により、管の外被膜・塩化ビニール層のよじれを抑え、スムーズな切断作業を実現した。
モデルチェンジの3アイテムのうち、「フレキキシブル管カッタ25N」「同クリック25N」は、カッタ本体部分を従来品より一回り小型にし、取り回しがし易いように改良。「同クリック25N」には、1/6回転ごとにノッチ音を発して刃の送り込み過ぎによるパイプ潰れや変形を防止する機能も追加した。
また、「同ミニ32N」は、従来の32Aタイプが25Aと32Aの2つの管サイズのみの対応だったものを、ミニタイプボディとすることで、管対応範囲を8A~32Aに拡大。回転半径を小さくすることにも成功した。
管材新聞 2017年11月8日 第1720号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
創業130年の老舗工具メーカー「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」
その品質が高く評価されている工具ブランド「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」。
-
-
「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」のポンチ
ボルト・ナット・ネジをまわすツール同様、打撃ツールもまた基本的には精度・硬度・強さに優れていることが
-
-
LIXIL 山P&ピエール瀧のキッチン新CM
https://www.youtube.com/watch?v=J0Ze2vtFH-4 LIX
-
-
TOTO 『iFプロダクトデザイン賞』3年連続受賞
独『レッドドット・デザイン賞』も受賞しました。 TOTOのウォシュレット一体形便器「Neore
-
-
「Japan IT Weekジャパン」に日栄インテック出展
「Japan IT Week【春】」(リード エグジビション ジャパン主催)が5月11日~13日の3
-
-
LIXIL 全国11会場で「Good Livingフォーラム」室温バリアフリーによる“ちょう℃いい暮らし”提案
LIXILは、プロユーザー向けイベント「Good Livingフォーラム2017」で、室温温度差のな
-
-
積水化学 西日本の生産子会社再編「西日本積水工業」発足
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは4月1日、将来的な需要構造の変化に対応すべく、西日本エリ
-
-
LIXIL 中小工務店など対象に省エネ住宅セミナー
LIXILは、中小工務店などを対象に全国76会場で「省エネ住宅まるわかりセミナー」を開催中。
-
-
TOTO 有料延長保証にメニュー追加
TOTOはこのほど、有料の延長保証制度に新たに2プラン追加。安心サービスの選択肢を広げた。 同
-
-
TOTO 誕生から54年 ユニットバスルーム出荷1000万台突破
TOTOの「ユニットバスルーム」の累計出荷台数がこのほど1000万台を突破した。54年前に誕
PC
- PREV
- ノーリツ 「おふろ部」に京都市上下水道局が参画
- NEXT
- 17年度第2四半期 エアコン出荷堅調