積水化学 ICT活用で稲作の水管理を省力化「水(み)まわりくん」
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは、稲作における水管理作業の負担を軽減する「水(み)まわりくん」を開発、1月22日から本格的な販売を開始した。ICTを活用した水管理システムの商品化は日本初。
近年、農家および農業従事者の減少と高齢化により、荒廃地や耕作放棄地が増加し、担い手農家への農地集積が大きな課題となっている。国も農地制度を改正するなど、農業構造の改革を進めているが、稲作では水管理作業の負担が規模拡大の障害となっている。
このため、国では水管理の容易なパイプライン化を進めるとともに、ICTを用いた新たな水管理手法を検討し、各地で実証実験を実施している。同社も15年度から国の政策に基づき、福井県、岐阜県、長野県、滋賀県、山口県、北海道など全国各地の水田で同製品の実証実験や試験導入を推進。省力化や品質向上といった効果が確認でき、今回の商品化に至った。
管材新聞 2018年2月7日 第1728号より抜粋
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