8月新設住宅着工、6カ月連続増 持家・貸家各4カ月連続増、分譲住宅も再び増
公開日:
:
業界ニュース
国土交通省が発表した8月の新設住宅着工戸数は、前年同月比8.8%増(6カ月連続増)の8万255戸となった。分譲住宅が2カ月ぶりに増加し、持家と貸家がそれぞれ4カ月連続で増加し全体で増加した。
【新設住宅着工戸数】
新設住宅着工数は2008年まで年間100万戸台を維持してきたが09年に77万戸台に落ち込み、以降小幅な回復が続き一昨年は約98万戸まで持ち直したが、昨年は再び90万戸を割り込んだ。この8月の季節調整済み年率換算値は93万1000戸(前年同月比7万6000戸増)で、前月比では1万7000戸増(1.8%増)だった。着工床面積も4カ月連続で増加し3.4%増の653万2000平方メートル。
【建築物の着工床面積】
全建築物の着工床面積は2.6%減の1101万平方メートルで、4カ月ぶりの減少。このうち公共建築主分は17.2%減の60万平方メートルで13カ月連続減、民間建築主分は1.6%減の1041万平方メートルで5カ月ぶり減だった。
民間建築主分のうち、居住用は0.7%増の674万平方メートルで4カ月連続増。非居住用は5.6%減の368万平方メートルで2カ月ぶり減だった。
管材新聞 2015年10月28日 第1646号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
【新製品】TOTO 省資源・省施工の壁掛大便器 パブリックトイレの新定番
TOTOは、「パブリックトイレの新定番」として、タンク式とフラッシュバルブ式の長所を兼ね備えた同社独
-
-
配管工は0.4%不足 8職種全体傾向は46カ月連続不足 4月の建設労働需給
国土交通省がまとめた4月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.5%不足)から0.1%縮小
-
-
17年度設備投資計画 大企業で6年連続増加
日本政策投資銀行がまとめた大企業(資本金10億円以上)の全国設備投資計画調査結果(6月調査)によると
-
-
CKサンエツ 3月22日付で東証一部に指定 増配・記念配当を実施
CKサンエツは3月15日、東京証券取引所から承認を受け、3月22日をもって東京証券取引所市場第二部か
-
-
15年度上期 建物リフォーム 非住宅で大きく盛り返す住宅分野も堅調に推移 管工事業はいぜん低迷
国土交通省がこのほどまとめた2015年度上期(15年4~9月)の建築物リフォーム・リニューアル工事受
-
-
12月の東京地区管材景況 売上・粗利減・売価は下落 景況感は若干上向く
東京管工機材商業協同組合はこのほど、昨年12月の「管工機材商景況動向」を発表した。景況感は、「悪い」
-
-
「エコ対応の管材」 光明製作所 レンタルシステム『リユーズシステム』
環境負荷の低減・リサイクルの推進・おいしい水・経費削減を解決する画期的な仮設配管資材レンタルシステム
-
-
三井化学産資 エルメックスおよびエルメックス-SP値上げ 6月1日出荷分から10%以上
三井化学産資 管材事業部エルメックス部はこのほど、エルメックスパイプおよびエルメックス-SP全銘柄の
-
-
16年度ポンプ受注 省エネ志で4.3%増 官需・外需も堅調維持
日本産業機械工業会(産機工)はこのほど、2016年度の産業機械受注見通しを発表し、ポンプ受注について
-
-
2015年主要管材生産
主要管材製品の2015年(暦年)の生産実績(経済産業省機械統計ほか)は、ポンプがまずまずの水準を維持






