日本の水道技術は世界一! 「プロフェッショナル 仕事の流儀」が音で漏水を見つける東京都水道局の技術者に密着
公開日:
:
業界ニュース
NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の5/18放送分で、水道技術者 笑喜(しょうぎ)久文さんが紹介されました。
◆【プロフェッショナル 仕事の流儀 「威信をかけて、水道を守る 水道技術者・笑喜(しょうぎ)久文」】
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0518/index.html

蛇口をひねればいつでも清潔な水が流れ、そのまま飲める安全性を持ち、断水などの不具合もほとんど起こらない。日本の水道技術は世界一といわれています。
笑喜久文さんは、東京都水道局で「漏水防止」という技術で、そんな水道の品質支えているプロフェッショナルです。地下に張り巡らされた水道管から水が漏れ出す音を聞き取って漏水箇所を特定・修理する仕事を担っていました。
今、世界が日本の漏水防止技術に注目しています。その高い技術を買われた笑喜さんは昨年10月から、水道改善と技術指導のために東南アジア・ミャンマーに派遣されています。各家庭に水が届くには2日に1度、漏水率66%というミャンマーの劣悪な環境を改善することができるか。番組ではそんな笑喜さんに密着取材した内容が放送されました。
漏水防止の仕事とは毎日同じような音を聞き続けること

笑喜さんは音を聞き分ける仕事を30年続けてきました。
「音聴棒(おんちょうぼう)」と呼ばれる棒を水道管に直接当て、伝わる音から漏水の有無を判断します。
漏水音は、ザーッというノイズのような音。しかし水量や管の材質、路面の状況によってその音は微妙に変わります。さらに難しいのは「疑似音」と呼ばれる生活音との区別。車の走行音や風の音、下水の流れる音…街にあふれるこういった「ノイズ音」と重なって素人には全く区別がつきません。笑喜さんはそれらの音を瞬時に特定することができます。音響の専門家も「コンピューターでも峻別(しゅんべつ)することは難しい。まさに職人技。」と絶賛するほどです。
番組は5月23日(土)深夜1時10分~(※金曜深夜)から再放送されるそうです。
ソース
http://www.j-cast.com/tv/2015/05/16234977.html
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0518/index.html
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
管材新聞 社説 2015.10.14
○住宅リフォーム推進協議会(リ推協)などリフォーム関連の15団体は「リフォームで生活向上プロジェクト
-
-
18年大手建設50社受注 9年ぶりに前年割り込む民間工事も4年ぶり下落
国土交通省がまとめた2018年(1~12月)の建設大手50社の工事受注総額は、前年比3.8%減少の1
-
-
日本バルブ工業会 バルブフォト五七五募集
日本バルブ工業会は、「バルブは生活、産業を支える重要機器であり、一般の認識を高めたい」として3月21
-
-
日本水道協会のポスターの女の子のセリフが長すぎると話題に
日本水道協会がPRとして発行してるポスターが、すさまじい病みを感じさせると話題になっています。一見さ
-
-
18年第1四半期の住宅 リフォーム7.6%減(矢野経済研)
矢野経済研究所はこのほど、国内の住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査結果(2018年1~3月
-
-
ノーリツ 外国人に入浴意識調査 ハイテク機能が人気
ノーリツは、日本文化の特長のひとつである「おふろ」について、日本在住の外国人(英語話者)を対象に、入
-
-
中小企業の景況改善 昨年12月
全国中小企業団体中央会がこのほど所属する協同組合・商工組合の組合員を対象にまとめた昨年12月の景況D
-
-
昨年建設受注6.9%増 設備工事も堅調に推移
国土交通省がこのほど公表した2015年の建設工事受注高は前年比6.9%増と、3年連続の増加となった。
-
-
NTN 既存の水路に簡単設置できる小水力発電 12月発売へ
NTNは、福島県須賀川市の新安積疏水で今年6月から9月の3か月間にわたって実施していた新開発
-
-
9月新設住宅着工、7カ月連続増 持家・貸家各5カ月連続増、分譲住宅は再び減
国土交通省が発表した9月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2.6%増(7カ月連続増)の7万7872戸と






