ミナミサワ 小便器用センサ発売
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商品紹介
「フラッシュマン」ブランドをはじめとする水栓環境製品で知られるミナミサワ(本社・長野市)は、小便器用センサ「フラッシュマンリカバリー2」を1月に発売する。
「フラッシュマンリカバリー」シリーズは、TOTOが約20年前に発売し昨年3月末に補修部品提供を終了したTEA95/96壁埋込型小便器センサの改装に対応した商品。
ミナミサワは、「コストが高く、大掛かりな工事が必要」として壁埋込型センサの小便器からセンサ一体型便器への改装に踏み切れない顧客の声を受け、2013年に乾電池で動作する「フラッシュマン」シリーズを開発・発売、昨年3月には「フラッシュマンリカバリー」(「既設の100V電源を使用でき、電池交換などのメンテナンスが不要のフラッシュマンを開発してほしい」との顧客からの要望に応えた製品)を開発した。
今回の「フラッシュマンリカバリー2」は、埋込部のバルブに電磁弁とセンサ部を直接設置するため、従来品に比べ作業手順が効率化された。また、従来商品では設置ができなかった「ライニングユニット型小便器」や「既設の洗浄管が短い現場」などにも対応できるようになり、既存の便器をそのまま活かせることから、工期の短縮とコスト抑制に貢献する。埋込部の100V電源を再利用するAC100Vタイプと乾電池タイプをラインナップし、電池タイプの寿命も約2倍(同社比)に延長した。
同社は、「フラッシュマンリカバリー2」が、改修予算が限られ、すぐに小便器の利用を復旧させたい顧客のニーズに最適であるとして、積極的に拡販していく。定価(税別。取付費別)は、品番FM8TWD(TEA95/96改装用、電池式)が6万8000円、FM8TWA(TEA95/96改装用、AC100ボルト式)が7万8000円。
管材新聞 2018年2月7日 第1728号より抜粋
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