TOTO タイにウォシュレット量産工場を新設
TOTOは、温水洗浄便座「ウォシュレット」の量産工場として、タイに新工場(TOTOタイランド第3工場(仮称))を建設する。アジア、アメリカなど世界で増加するウォシュレットの需要を見据え、生産体制を充実させる。今年5月に着工し、20年4月の本格稼動をめざす。投資額は約37億円。
▼TOTO タイ第3工場(外観イメージ)

同社は、ウォシュレットを海外市場での重要な戦略商品と位置づけており、中期経営計画で、22年度、海外市場における年間出荷台数200万台以上の目標を掲げている。
新工場は、同社グループの国内外を合わせたウォシュレット生産拠点としては5拠点目、海外の生産拠点としては3拠点目。
新工場には最新設備を導入することで生産性の向上を図るほか、LED照明や樹脂成形エリアでの置換空調など高効率機器の導入に加え、再生水利用による工場排水ゼロにも取り組み、環境に配慮した工場を実現する。
【新工場の概要】
▽所在地:TOTO(THAILAND)CO., LTD.が立地するヘマラート工業団地内
▽敷地面積:約4万9000平方メートル
▽延床面積:約1万8000平方メートル
▽生産能力:年間約45万台
管材新聞 2018年6月6日 第1740号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
イシグロ 「サンエス管材」を傘下
配管機材専門商社のイシグロは4月21日付で、サンエス管材をグループ会社化した。 サンエス管材か
-
-
15年度伸銅品需要 当初見通し下方修正 銅管は4.6%減と低調
日本伸銅協会はこのほど、2015年度の伸銅品需要(生産)について当初の前年度比微増予想を下方修正し、
-
-
日本バルブ工業会 「環境バルブ」ラベルデザイン決定
日本バルブ工業会は、今年度開始の「環境配慮バルブ登録制度」のラベルデザインを決定しました。 昨
-
-
LIXILの子会社が破綻 債務保証は330億円
建築材料・住宅設備機器の最大手LIXILは、中国の子会社が破綻したことで、債務保証330億円
-
-
16年度建機需要7%減の1兆8469億円 油圧ショベル落ち込み国内減、輸出もアジア・中国需要減
2016年度の建設機械需要は前年度比7%減の1兆8469億円にとどまることが日本建設機械工業会のまと
-
-
大空衛 配管コンテスト開催
大阪空気調和衛生工業協会主催の第8回配管技能コンテストが8月20日、大阪府東大阪市の府立東大
-
-
モノタロウ 「経費節減カタログ Vol.5」発刊 1万7000点掲載
MonotaRO(モノタロウ)はこのほど、ユーザーのコスト削減に役立つプライベートブランド(PB)商
-
-
東尾メック Su管用新拡管継手「KKベスト」市場投入
東尾メックは、接続のし易さと視認性を追求したステンレス薄肉管用新拡管式継手「KKベスト」を新
-
-
ベンカングループの配管型ブロック玩具会社が博多に初の直営店
配管継手メーカーのベンカングループで配管型ブロック玩具の企画から製造・販売を行うチューブロック(兵庫
-
-
フローバル 国内初韓国工具・作業用品専門通販サイトオープン
継手・バルブ・ホース金具など工業用配管部品の専門商社であるフローバル(本社・大阪市)はこのほど、国内
PC
- PREV
- 給工財団 熊本地震の給水装置 被害状況調査委設置
- NEXT
- ダイキン工業 ベトナムで現地生産開始






