LIXIL社長にモノタロウの会長が就任するとのこと
公開日:
:
業界ニュース
年の瀬にビックリするニュースが舞い込んできました。
LIXIL藤森社長が退任へ 後任に瀬戸欣哉氏
http://www.asahi.com/articles/ASHDP55HRHDPULFA01P.html
藤森氏といえばGEの経営中枢に入り、上席副社長まで上りつめた人物。
後任の瀬戸氏は住友商事からスピンアウトしたBtoB通販企業の雄、MonotaROの現会長。両社がどう変わっていくかすごく興味がありますね。
住宅設備大手LIXIL(リクシル)グループは21日、藤森義明社長(64)が来年6月に開く株主総会で相談役に退くと発表した。藤森氏は積極的な海外展開などの「改革」を進めた。だが、買収の失敗などもあり、利益を思うように伸ばせなかった。自らに続いて、外部から経営トップを招く。
ここにある「買収の失敗」とは、以前書いたこちらの内容だと思われます。
グローエ買収に伴って傘下に収めた、中国の水栓金具メーカー・ジョウユウの粉飾決算。創業者の蔡親子によるとされる巨額の簿外債務が発覚し、上場していたドイツで2015年5月に破産処理を行い、LIXILは関連して660億円もの損失を被ったとのこと。
今回の後任選びについて藤森氏は、
「年齢が50代半ばぐらいまでで、デジタル化とグローバル化を達成できる人材」とし、後任選びは1年以上前から進めてきたと述べ、「内部には適任者が育っておらず、即戦力として瀬戸氏に期待をかける。」としています。
参考
http://www.asahi.com/articles/ASHDP55HRHDPULFA01P.html
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1312829
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=47640&code=5938
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
18年上期工場立地件数は近年で最大 面積は1.5%減
経済産業省の工場立地動向調査(速報)で2018年上期(1~6月期)の「製造業等」の全国工場立地件数は
-
-
18年度建機出荷額8.2%増で過去最高 内需3年ぶり増、外需2年連続増 油圧ショベル・ミニショベルとも増加
日本建設機械工業会がまとめた2018年度の建設機械出荷額は、前年度比8.2%増の2兆8073億円で、
-
-
伊コミサ社 アルミ複合ポリ管市場へ本格参入
イタリアの有力パイプメーカー、コミサ社(ロンバルディア州ブレシア県ピゾーニェ)はこのほど、わが国のア
-
-
【新商品】 KVK KVKKM6001ECなど
KVKは、簡単適量吐水で好評のeレバーを装着した浄水器内蔵水栓「KM6001EC」「KM5001EC
-
-
一ノ瀬創立70周年 盛大に記念式典・懇親会開催
コントロールバルブや特殊弁、流体制御機器の設計・製造・販売を手がける一ノ瀬(本社・大阪市西区千代崎
-
-
因幡電機産業 因幡電工事業部 空調用被覆銅管20%値上げ
因幡電機産業 因幡電工事業部は、3月1日出荷分から空調用被覆銅管全般の販売価格を20%引き上げる。
-
-
全管協 「優良事業者認定制度」発足 第1回認定申し込み受付開始
国内唯一の全国規模の管洗浄業界団体として管洗浄業の認知と技術向上をめざしている、全国管洗浄協会(全管
-
-
バルブ工業会「ばるちゃん」LINEスタンプ販売開始
日本バルブ工業会はこのほど、バルブイメージキャラクター「ばるちゃん」のLINEクリエイターズ
-
-
7月度産業機械 ポンプ受注42.1%増 外需が大きく増加、内需も伸び幅2ケタ 産業機械全体では4カ月連続減
日本産業機械工業会がまとめた7月の「産業機械受注状況調査」によると、ポンプの受注額は、前年同月比42
-
-
17年大手建設50社受注 小幅ながら8年連続増
国土交通省がまとめた2017年(1~12月)の建設大手50社の工事受注総額は、前年比0.6%増の14
PC
- PREV
- DIYショウ開催告知
- NEXT
- 老いる水道管 漏水が頻発