キッツ・東亜バルブエンジニアリングが資本業務提携
公開日:
:
業界ニュース
キッツと東亜バルブエンジニアリングは12日、バルブ事業で資本業務提携を締結したと発表した。キッツは三菱商事が所有していた東亜バルブエンジの株式を同日付で取得し、議決権の12.98%を持つ筆頭株主となった。
両社は長期的視点からそれぞれの持つ強みを取り入れ、協調してグローバル市場での競争力を高めていくことで、企業価値のさらなる向上をめざすとともに、今後一段と市場拡大が期待できる中国・アセアン地域諸国での火力発電向け事業への参入が期待できるものとして協議を重ねてきた。
今回の資本業務提携により、キッツの世界的な生産・販売網に東亜バルブエンジの高温・高圧弁技術を組み合わせ、海外の石油分野などでの競争力強化につなげる。
業務提携の内容は、
- 相互の国内外調達先を活用、材料の調達に協力
- 相互に技術情報を提供、必要に応じて共同開発
- 相互の販売品もしくは共同開発品を相互の生産拠点を活用、最適な生産手段を構築
- 「石油及びガス分野」ならびに「電力分野」で相互の製品もしくは共同開発品を最適な手段により販売
- 相互のメンテナンス機能を活用、最適なサービス体制を構築する。
管材新聞 2016年2月24日 第1658号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
19年度に設備投資 6割強の企業が計画
帝国データバンク(TDB)はこのほど、2019年度の設備投資に関する企業の意識調査を行った結果を公表
-
-
キッツ 馬Unimech社と資本業務提携 シナジー創出でアジア市場のシェア拡大図る
キッツ(社長堀田康之氏)は9月4日、マレーシアの大手バルブ製造・販売メーカーおよび販売代理店であるU
-
-
今年度機械工業生産微増
今年度機械工業生産微増 日本機械工業連合会はこのほど、2019年度の機械工業生産額を前年度実績
-
-
中小製造の設投意欲 やや上向き傾向
日本政策金融公庫(日本公庫)がこのほどまとめた中小製造業設備投資動向調査結果によると、2017年度設
-
-
日建連「もっと女性が活躍できる現場に」 国交省へ要望書
日本建設業連合会(日建連)は4日、国土交通省に女性技術者・技能者がもっと活躍できるよう職場環境の整備
-
-
国交省 公共工事労務単価 平均4.1%引き上げ 7年連続の上昇 配管工は4.2%上昇
国土交通省はこのほど、3月から適用の公共工事設計労務単価を全職種加重平均(1万9392円)で昨年3月
-
-
イシグロ 「サンエス管材」を傘下
配管機材専門商社のイシグロは4月21日付で、サンエス管材をグループ会社化した。 サンエス管材か
-
-
日本バルブ工業会 ばるちゃん「ゆるキャラグランプリ」エントリー 上位ランクインめざす
日本バルブ工業会はこのほど、バルブのイメージキャラクターである「ばるちゃん」を「ゆるキャラグランプリ
-
-
15年設備工事受注堅調管工事は8%ダウン
国土交通省がまとめた2015年の設備工事業受注高調査(電気工事、管工事、計装工事各主要20社)による
-
-
タカラスタンダード第2四半期決算 新築・リフォームとも中高級品好調で増収増益 不透明な市況ふまえ通期予想は据え置き
タカラスタンダード(社長渡辺岳夫氏)が11月5日発表した2020年3月期第2四半期決算(4月1日~9