バルブの歴史
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配管とは
日本でも酒樽などにみられる栓はかなり古くから使われていたようですが、金属製のバルブがもたらされたのが1863(文久3)年、紡績用のボイラが輸入されたとき一緒に入ってきたのが最初といわれています。
最初の国産バルブの記録は、1877年、京都府勧業工場の伏水製作所で作られた「蒸気機械用真鍮カラン」。また1880年代中頃から、東京の芝周辺、および滋賀の彦根を中心にバルブ製造業者が現れ、彦根では1887年、飾職人門野留吉がバルブ製造を始めています。水道事業に関わる国産給水栓(共用栓)の第1号は、1894年に東京の武井工場が製造したものです。
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