「シーフードショー」でキッツなど出展
日本最大級の水産専門商談展示会「第18回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(大日本水産会主催)が8月17~19日の3日間、東京ビッグサイトで開催され、国内45都道府県、海外26カ国・地域から過去最大の822社(約1300小間)が出展し、「世界で魚好きがふえてきた! We Love Fish!」をテーマに国内外の幅広いバイヤーに向け、水産商材を提案した。
シーフードショーは、国内外の水産物や水産に関わる技術を紹介する国内随一のイベントとして多くの関係者が視察に訪れることから、国内外のマーケットへの影響力が強い展示会。今回は「鮮度流通技術展2016」を初めて開き、日本の農林水産物の輸出拡大を後押しし、豊洲新市場オープンを控え、地方と都市を結ぶ流通機能としての水産市場の新たな魅力などを紹介、会期中3万2731名が来場した。
18日にはキッツ経営企画部・事業開発部長がセミナー会場で『水産ビジネスの新しいかたち「キッツスマート養殖」』と題して講演。同社は国際プロモーション活動を通して、新しい水産ビジネスについての積極的な提案を行っている。展示小間では独自に開発した養殖水の循環浄化技術、養殖プラントの自動運転制御とICTクラウドによる遠隔監視システムなどの最先端技術を紹介。パネルと動画を用いたプレゼンテーションを通して、「キッツスマート養殖」による新しい水産ビジネスについてこれまでの成果を発表した。
管材新聞 2016年9月7日 第1677号より抜粋
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