古林工業 鋼管製溶接継手を値上げ
「FKK印溶接継手」の古林工業(本社・大阪市西成区)は、4月1日出荷分より鋼管製突合せ溶接式管継手について価格改定を実施する。
対象品種は、一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手(JIS B2311)と配管用鋼製突合せ溶接式管継手(JIS B2312)で、15%以上の値上げとなる。
原材料である素材鋼管類の高騰だけでなく副資材・メッキ加工(亜鉛)・運送費及び燃料費が値上がりしており、昨今の働き方改革による人件費も製品価格を圧迫している。
同社では、鋼管製溶接式管継手を国内で生産する唯一のメーカーとして、状況を克服すべく生産の合理化や社内体制の見直しなどに取り組んできたが、企業努力だけでは原材料などの高騰分を吸収することが困難になったと判断、今回の値上げに踏み切った。
今後も「引き続き生産の合理化に注力するとともに、製品の安定供給体制の維持と品質の確保について努力していく」としている。
管材新聞 2019年2月27日 第1765号より抜粋
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