トラスコ中山 AIによる商品検索サービス開始
トラスコ中山は、AIによる対話型商品検索ツール「トラスコ AIオレンジレスキュー」のサービスをこのほど開始した。昨年1年かけて社内での活用により検索精度を高め、音声入力機能やガイドチャット機能を追加導入。今年6月からはスマートフォンにも対応する予定。
このツールは、約166万点を掲載する同社プロツール総合サイト「トラスコ オレンジブック.Com」において、ユーザーがより商品選定しやすくするもの。商品検索に費やす時間を短縮し、業務の効率化をサポートする。平日は午前7時から深夜12時まで、土曜日は午前7時から夜9時まで利用可能(日曜は終日システムメンテナンスのため利用不可)。
システムは、日本IBMのIBM Watson Explorerをベースに構築。自然言語(口語)のほか、別の呼称、業界特有の専門用語や言い回しで問いかけても商品を絞り込むことができ、メーカー名や商品名、型番が分からない場合でも欲しい商品を超高速で抽出できる。
手順は次のとおり。
- 同サイトのログインボタンの横にある「AIココミテ君」アイコンの対話型商品検索ツールボタンまたはフローティングの「こちら」をクリック
- チャットボット(対話式)になり、AIココミテ君が「どんな商品をお探しですか?」と尋ねるので、探している商品のキーワードを入力またはマイクボタンを使って話しかける
- 画面左に商品カテゴリーや目的のキーワード等が瞬時に表示され、該当するものをクリックすると絞り込まれた商品が表示され、価格や在庫状況を確認できる。
- IDを持つユーザーなら、そのままワンストップで注文まで可能
管材新聞 2019年3月6日 第1766号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
一ノ瀬 「ワイヤレスセンサSNSゲートウェイ」開発
オリジナルコントロールバルブや特殊弁の設計・製造・販売を手がける一ノ瀬は、Twitterを利用した遠
-
-
大空衛 配管コンテスト開催
大阪空気調和衛生工業協会主催の第8回配管技能コンテストが8月20日、大阪府東大阪市の府立東大
-
-
ダイドレ 建材・住設展でステン製透水化粧ふたが特別賞
排水器具・マンホールなど水まわり器具を扱うダイドレは、先日、大阪で開催された「建築材料・住宅設備総合
-
-
18年新設住宅着工 2年連続減の94万2370戸
国土交通省が発表した2018年(1~12月)の新設住宅着工戸数は、2年連続で減少し、前年比2.3%減
-
-
17年度建設工事完工高 2年ぶりに増加 管工事業は低迷
国土交通省がこのほどまとめた2017年度の「建設工事施工統計調査」結果によると、総合工事業、職別工事
-
-
19年度に設備投資 6割強の企業が計画
帝国データバンク(TDB)はこのほど、2019年度の設備投資に関する企業の意識調査を行った結果を公表
-
-
14年度設備工事受注 4年連続の増加 民間「管工事」堅調
国土交通省がまとめた2014年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額は、前年
-
-
キッツ・東亜バルブエンジニアリングが資本業務提携
キッツと東亜バルブエンジニアリングは12日、バルブ事業で資本業務提携を締結したと発表した。キッツ
-
-
LIXIL社長にモノタロウの会長が就任するとのこと
年の瀬にビックリするニュースが舞い込んできました。 LIXIL藤森社長が退任へ 後任に瀬戸欣哉
-
-
キッツ 製品価格を5月 7~10%値上げ
キッツは4月5日、製品のメーカー希望販売価格を5月1日出荷分から7~10%値上げすると発表した。