【新製品】TOTO 省資源・省施工の壁掛大便器 パブリックトイレの新定番
TOTOは、「パブリックトイレの新定番」として、タンク式とフラッシュバルブ式の長所を兼ね備えた同社独自の新洗浄システムを壁掛タイプに初めて採用した「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」を2月1日から発売する。希望小売価格(税抜)は、掃除口なしが28万3000~30万2000円、掃除口ありが30万5000~32万4000円。
壁掛タイプは、便器背後のライニング内にフラッシュタンクなどの器具類が納まり、便器が床面から離れていることなどから清掃しやすい特性を持つ。
新製品はさらに、新洗浄システム「フラッシュタンク式」を採用することで、タンク式と同じ口径15Aの細い給水管でフラッシュバルブ式(給水口径25A)と同等の連続洗浄を電源レスで実現。給水配管と建物の給水ポンプのサイズダウンが可能となり、配管改修の場合、建物の省資材化に役立つ。給水はフレキホースで接続できるため施工も簡単。
サイズも従来の壁掛タイプより奥行きを40ミリメートル、ライニング高さを100ミリメートルコンパクト化。掃除口付きタイプでも側面の壁までの最小寸法が125ミリメートルコンパクトになり、狭い間口にも設置できる。
このほか、楽な姿勢で大便器内部の詰まりを解消できる掃除口、信頼性の高い施工が簡単・確実に行える、シール材を使わない「可動式排水スリップイン」接続方式の採用、トルネード水流により従来形のフラッシュバルブ式便器と比較して約59%の節水が可能─などの特長を持つ。
管材新聞 2016年2月10日 第1657号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
今年度上期建設受注低迷 日建連97社
日本建設業連合会(日建連)はこのほど、2018年度上半期(4~9月)の法人会員(97社)の受注結果を
-
-
潰れてしまったねじを回す方法
マイナスのねじであれば問題ないのですが、プラスねじだと穴が潰れることがよくあります。溝に汚れ
-
-
15年度末 汚水処理普及率89.9% 大都市と地方の格差大
農林水産、国土交通、環境3省がこのほどまとめた汚水処理人口普及状況によると、2015年度末(今年3月
-
-
楽天 エネ需要開発協組と業務提携へ
楽天とエネルギー需要開発協同組合はこのほど、LPガスと電気のセット販売などでの業務提携に向けた検討を
-
-
クボタ 下水道水処理施設で初のPFI事業に参画
クボタは、大阪市下水道の水処理施設で全国初となるPFI事業に参画すると発表した。同社が出資・参画する
-
-
大空衛 配管コンテスト開催
大阪空気調和衛生工業協会主催の第8回配管技能コンテストが8月20日、大阪府東大阪市の府立東大
-
-
「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」のポンチ
ボルト・ナット・ネジをまわすツール同様、打撃ツールもまた基本的には精度・硬度・強さに優れていることが
-
-
ノーリツ トクラスと業務提携
ノーリツは4月13日、トクラスと、システムバスやシステムキッチンをはじめとする住宅設備機器事業全般に
-
-
米プロ作業工具メーカー「スタンレー ブラック・アンド・デッカー」 現場作業風景写真応募のキャンペーン実施
配管工具を含む米国の作業工具大手のスタンレー ブラック・アンド・デッカー(本社・米国コネチカット州)
-
-
2016年度 下請法違反指導件数 7年連続で過去最多更新
公正取引委員会がこのほど公表した2016年度の下請法違反による指導件数は6302件(別に勧告11件)