15年設備工事受注堅調管工事は8%ダウン
公開日:
:
業界ニュース
国土交通省がまとめた2015年の設備工事業受注高調査(電気工事、管工事、計装工事各主要20社)によると、総受注高は前年比21%減の3兆167億円にとどまり、堅調だった14年(前年比4%増)から減少に転じた。電気工事は微増したが、計装工事と管工事が振るわなかった。
総受注高は主力の民間工事が横ばいの2兆6717億円となり、14年(前年比6%増)から伸び悩んだのに加え、官公庁工事が16%減の3450億円と、14年(7%減)に続いて低迷した。
管工事は、市場の8割以上を占める民間工事が6%減の1兆1219億円となったのに加え、官公庁工事も20%減の1585億円にとどまり、全体で8%減の1兆2805億万円と、好調の14年(7%増)から暗転した。
同じく計装工事は主力の民間工事が4%減の2982億円となったほか、官公庁工事も42%の大幅減の349億円となり、合わせて3%減の3332億円と、堅調だった14年(3%増)から減少に転じた。
なお、電気工事は3%増の1兆5231億円とまずまずの水準をキープした。
管材新聞 2016年3月16日 第1660号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
アロン化成 生産体制再構築
アロン化成は、管工機材事業の基盤強化、収益の維持・拡大へ向け、名古屋工場・関東工場・尾道工場(3工場
-
-
18年度の産業機械受注 内需・外需とも伸びて5.4%増の5兆6826億円見通し ポンプは五輪需要などで5.0%増
日本産業機械工業会はこのほど、2018年度の産業機械受注を内外需合わせて前年度比5.4%増の5兆68
-
-
東日製作所 「ねじ締めトラブル解決セミナー」開催
東日製作所は9月14日、東京コンファレンスセンター品川で「ねじ締めトラブル解決セミナー」を開催した。
-
-
15年度上期 建物リフォーム 非住宅で大きく盛り返す住宅分野も堅調に推移 管工事業はいぜん低迷
国土交通省がこのほどまとめた2015年度上期(15年4~9月)の建築物リフォーム・リニューアル工事受
-
-
キッツ ブラジルMGA社を子会社化 海外市場展開に弾み
キッツは、ブラジルのバルブメーカー、Metallurgical Golden Arts(MGA)社の
-
-
配管工は2.1%不足 8職種全体傾向は94カ月連続不足 4月の建設労働需給
国土交通省がまとめた4月の建設労働需給調査結果によると、配管工の過不足率は前月(1.3%不足)から不
-
-
ノーリツ 「おふろ部」に京都市上下水道局が参画
ノーリツが風呂好きな人を増やす活動として、神戸市水道局および神戸女子大学と連携し、昨年2月に発足した
-
-
TOTO トイレ川柳 最優秀賞「日本から 世界のおしり 洗いたい」
TOTOが毎年募集している「トイレ川柳」の結果がこのほど発表され、応募総数3万2734句のなかから、
-
-
白物家電18年国内出荷実績 前年同期比4.1%増、2兆4453億円 夏の高温でエアコンなど好調、97年以降最高額
日本電機工業会(JEMA)が1月28日明らかにした2018年(1~12月)電気機器の生産実績のうち、
-
-
モノタロウ 熱中症対策で「熱さ指数計」が売れ筋に
真夏日、熱帯夜が連日発表され、熱中症に配慮する季節がやってきました。今年5月、厚生労働省は、職場での