日本バルブ工業会 「バルブの日」中心にバルブの重要性アピール
公開日:
:
業界ニュース

日本バルブ工業会は、バルブ産業の地位向上をめざして3月21日を「バルブの日」に制定し、広く一般にバルブの重要性をアピールする広報活動を展開している。
「バルブの日」は、2009年の同工業会第30回定時総会で定めた。会員企業から意見を募り、広報委員会が審議して同工業会が「日本弁工業会」として発足した日(1954年3月21日)に決定したもの。イメージキャラクター「ばるちゃん」も各種のバージョンを作成してイメージアップに注力するとともに、写真と川柳を組み合わせた「バルブフォト五七五」コンテストも実施してきた。
同工業会は13年4月、一般社団法人に移行し組織体制を改革、14年には工業会創立60周年記念式典を東京で挙行し、同時にバルブ産業ビジョン第3期計画を始動させた。
第3期計画およびアクションプランには、第2期に引き続き経営・人材育成・グローバル戦略の展開、環境対策などの各種施策を実施して、より信頼され成長するバルブ産業をめざすことが盛り込まれている。
技術対策、環境対策、雇用対策、人材育成、広報活動など幅広い事業に取り組んでいる。一例をあげると、若手および次世代リーダーを対象とした研修会の実施、環境対策では「バルブ製品アセスメントガイドライン」に基づく、グリーンバルブ事業の普及・啓発などである。
同工業会は、広報活動の一環として数年前から東京、大阪、名古屋の「管工機材・設備総合展」(定期開催)をはじめ各種の展示会・見本市への出展を通じて幅広い分野にバルブの重要性をアピールしてきた。直近では、昨年11月の化学産業関連総合展「INCHEM TOKYO2015」(東京ビッグサイト)でバルブを一般向けに分かりやすく解説パネルで紹介したほか、展示パネルを見てクイズに答え、抽選で「ばるちゃん」グッズ(ぬいぐるみ・ストラップほか)を提供するイベントを実施し好評を呼んだ。
バルブは流体制御の要であり、近年のエネルギー消費の在り方の転換も追い風になり、その重要性はさらに高まっていくとみられている。これを背景に同工業会は一層普及・啓蒙活動に注力していくとしている。
管材新聞 2016年3月16日 第1660号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
モノタロウ 総合カタログvol.13発行 12分冊で34万点掲載
工業用間接資材通信販売最大手のMonotaRO(モノタロウ)はこのほど、顧客向け商品カタログ「間接資
-
-
2017年度グッドデザイン賞 ベスト100にダイキンの「ココタス」など
「2017年度 グッドデザイン賞」(主催:日本デザイン振興会)が10月4日に発表され、国内外から44
-
-
国交省 民間工事の品質確保へ「指針」策定
国土交通省はこのほど、民間建設工事について発注者と受注者などの関係者が施工上のリスクに関する事前の情
-
-
アサダ ワイヤー自動送り機能搭載「ロスピマティック」
アサダはこのほど、ワイヤー自動送り機能を搭載した排水管清掃機「ロスピマティック」を発売しました。
-
-
大企業の行動意識 国内の有形固定資産投資に注力
日本政策投資銀行は、大企業の全国設備投資計画調査に付随して「広義の投資」についての企業行動の意識調査
-
-
4~6月期景況判断 製造・非製造とも低迷 中小企業は回復の見通し立たず
内閣府、財務省がこのほど発表した4~6月期の法人企業景気予測調査結果によると、現状の「自社の景況判断
-
-
TOTO 商標誕生から50年「責任の誇りを示すサイン」
TOTO(福岡県北九州市、社長喜多村円氏)の商標「TOTO」が7月1日、誕生から50年を迎えた。
-
-
外需大幅減ながら民需、官公需とも増で2年ぶり増 2018年環境装置受注額6491億円 水質汚濁防止装置は9.1%増 2285億円
日本産業機械工業会が公表した2018年暦年の環境装置受注額は、前年比1.0%増の6490億7700万
-
-
テンプHD子会社 建設現場の女性リーダーを育成
テンプスタッフキャリアコンサルティングは、国土交通省から「建設業における女性の更なる活躍に向けた研修
-
-
「住み替えよりリフォーム」8割超え LIXIL調べ
政府が打ち出した「中古住宅流通市場・リフォーム市場の規模を20兆円まで倍増」計画に則った施策が充実す
PC
- PREV
- 15年設備工事受注堅調管工事は8%ダウン
- NEXT
- 昨年のバルブ生産金額 2年連続増加






