昨年のバルブ生産金額 2年連続増加
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業界ニュース
2015年のバルブ生産高(経済産業省まとめ)は生産重量こそ前年実績を下回ったが、生産金額は微増ながら増加し、2年連続の増加となった。
15年の生産重量は14年(前年比3.4増)から3.7%減の15万4748トンと伸び悩んだが、生産額は回復した14年(同5.3%増)からさらに1.4%増となり、4153億8600万円をキープした。
品種別にみると、ステンレス弁は重量で3.6%ダウンしたものの、金額は16.0%増の670億4300万円と大きく伸び、自動調整弁も重量0.1%増、金額1.0%増の1298億7900万円と増加基調を維持した。
このほかの品種は、給排水栓(重量6.4%減、金額2.2%減の1097億4900万円)、鋳鉄弁(重量4.9%減、金額0.6%減の621億6400億円)、青銅・黄銅弁(重量2.9%減、金額0.4%減の256億5600万円)、鋳鋼・鍛鋼弁(重量10.5%減、金額2.0%減の147億4200万円)、高温高圧弁(重量29.4%減、金額8.4%減の61億5700万円)とも伸び悩んだ。
管材新聞 2016年3月16日 第1660号より抜粋
PC
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