16年度 中小企業の設備投資 6年連続増加へ
公開日:
:
業界ニュース
中小企業で2016年度に国内設備投資を計画(16当初)する企業の割合は、15年度の当初計画(15当初)を上回ることが商工組合中央金庫の中小企業設備投資動向調査でわかった。当初計画で設備投資「有」企業の割合が前年度を上回るのは6年連続となる。15年度の設備投資実績見込みもわずかだが14年度実績見込みを上回り、6年連続して上昇した。
調査は全国の中小企業4640社から有効回答を得て分析した。それによると、国内設備投資の「15実績見込み」は設備投資「有」の企業割合が51.4%と、7年ぶりに50%台を回復した「14実績見込み」(51.2%)をわずかながら上回り、6年連続で上昇した。
「15実績見込み」で設備投資「有」企業は製造業で63.9%、非製造業で44.2%だった。業種別では、食料品、繊維、紙・パルプ、化学、窯業・土石、鉄・非鉄、印刷、金属製品、一般機械、電気機器、輸送用機器、精密機械、運輸業、飲食店・宿泊業の14業種が50%を超え、「14実績見込み」より2業種増えた。木材・木製品、建設業、卸売業、小売業、不動産業、サービス業、情報通信業の7業種は50%以下。
管材新聞 2016年4月13日 第1663号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
TOTO 東京五輪のオフィシャルパートナーへ
TOTOは2月24日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と「東京2
-
-
4~6月期景況判断 全産業で「下降」超
内閣府、財務省がこのほど発表した4~6月期の法人企業景気予測調査(第53回調査)結果によると、現状の
-
-
16年度設備投資計画 大企業で5年連続増加
日本政策投資銀行がまとめた大企業(資本金10億円以上)の全国設備投資計画調査結果(6月調査)によると
-
-
米プロ作業工具メーカー「スタンレー ブラック・アンド・デッカー」 現場作業風景写真応募のキャンペーン実施
配管工具を含む米国の作業工具大手のスタンレー ブラック・アンド・デッカー(本社・米国コネチカット州)
-
-
2015年度下請法違反指導件数 6年連続過去最多を更新
公正取引委員会がこのほど公表した2015年度の下請法違反による指導件数は5980件(別に勧告4件)で
-
-
エーアンドエーマテリアル 耐火パイプ類値上げ 5月1日、20%以上
エーアンドエーマテリアルは、浅野耐火パイプ類を5月1日出荷分から20%以上値上げすると発表した。
-
-
因幡電機産業 因幡電工カンパニー 空調用被覆銅管の標準単価改定
因幡電機産業 因幡電工カンパニー(大阪本社・大阪市西区立売堀4の11の14、社長喜多肇一氏、℡06―
-
-
今年度の白物家電国内生産額は4%減見通し ルームエアコン8%減
日本電機工業会(JEMA)はこのほど、2019年度の電気機器の生産見通しをまとめ、うち白物家電の国内
-
-
17年度末 建設許可業者数微減 管工事業は2年連続増
国土交通省がこのほど公表した2017年度末(18年3月末)の建設業許可業者数は前年度末比0.1%減と
-
-
19年度建機需要 今年度は5%増の2兆3709億円 来年度は過去最高水準へ
日本建設機械工業会(建機工)はこのほど、建設機械需要について2018年度の見込みと19年度予測を発表
PC
- PREV
- 【DIY】200円でライトセーバーを作る動画がネットで話題に
- NEXT
- 企業景気回復遅れる






