学校のトイレ 和式、まだ半数以上 築30年以上では7割超え
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TOTOなど6社で活動する、学校のトイレ研究会が実施した全国の公立小・中学校5000校の教職員へのアンケート調査によると、学校に設置されている和風便器の比率は、依然として半数以上を占め、築30年以上でトイレ改修をしていない学校は7割超であることが分かった。
「トイレ改修を希望していますか?」の設問に対し、回答したすべての学校(751校)では、「すぐにでも改修したい」、「数年以内には改修したい」が全体の約6割であるのに対し、築20年以上でトイレの改修をしていない学校は8割に迫った。
その理由を聞く設問では、「古くなった」が71%、「洋式化した」が68%で、ほかを大きく引き離した。
しかし、それらの学校の予算確保状況では、「まったくメドがたたない」(55.1%)、「一部しか対応できない」(13.1%)が合わせて約7割にのぼり、「十分可能」は4%に留まった。
管材新聞 2017年4月26日 第1700号より抜粋
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