配管を構成する部材たち
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配管とは
配管は多くの部材を使って製作されます。パイプやホースには材質別に、金属管に鋳鉄、鋼、ステンレス鋼、銅、アルミ、チタン、鉛。樹脂管にはゴム、塩化ビニル、ポリエチレン、ふっ素樹脂、各種プラスチック。無機材料管には鉄筋コンクリート、セラミック。有機材料管には人工血管の生体材料などがあります。また防食を目的に鋼管の内面に樹脂ライニングを施したものもあります。
一方、管に付属する配管部品には、管路の接続・延長・方向転換・分岐集合などで使用する管継手、そして流路の開閉、流量・圧力の調節などを行う弁・バルブがあります。
輸送流体の性質・流量・流速・圧力や使用環境などにより、材質やサイズ(インチ表記が多い)が選択され、日本のJISをはじめ、海外のANSI、ASME、BS、DINなどの工業規格が参照されます。
このほか、流量計や圧力計などの計器類、配管を固定する支持部品、保温保冷材、作業工具、シール材、接着剤など、配管製作専用に用意された多くの物資が使われます。
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