管材新聞 社説 2015.10.14
○住宅リフォーム推進協議会(リ推協)などリフォーム関連の15団体は「リフォームで生活向上プロジェクト」を始動した。今年度末まで国土交通省、経済産業省と連携して全国約1100カ所の会場で催されるリフォーム関連イベントに参画する。「より安全で楽しく快適に過ごすためのリフォーム」のコツをアピールし、需要を掘り起こすのが狙いだ。国交省の推計では、2015年度の住宅リフォーム・リニューアル投資額は前年度比12%増の4兆6900億円と堅調に推移する見通しとなっている。この需要の取り込みが管材・設備業界の浮沈の鍵を握る。
○「リ推協」が孫世代に「祖父母の家に行きたくなるポイント」を探ったアンケート調査によると、祖父母の家を楽しい<集まりの場>と捉えている孫は多いが、その家で最も苦手な場所はトイレであることが分かった。<暗い・寒い・古い>が敬遠の理由である。おカネに余裕があるといわれる中高年・祖父母世代である。「可愛いお孫さんを呼び寄せるにはトイレの改修が決め手」とアピールしてみてはいかが。
管材新聞 2015年10月14日 第1645号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
タカラスタンダード第2四半期決算 新築・リフォームとも中高級品好調で増収増益 不透明な市況ふまえ通期予想は据え置き
タカラスタンダード(社長渡辺岳夫氏)が11月5日発表した2020年3月期第2四半期決算(4月1日~9
-
-
18年度 下請法違反指導件数 9年連続で過去最多更新
公正取引委員会がこのほど公表した2018年度の下請法違反による指導件数は7710件で、過去最多を9年
-
-
昨年建機出荷額 内需2年ぶり減・外需2年連続増 合計では2年連続増、過去最高を更新 油圧ショベルは内需減・外需増、ミニショベルは内外需とも増
日本建設機械工業会がまとめた2018年(暦年)の建設機械出荷額は、前年比8.1%増の2兆7590億円
-
-
TOTO 『iFプロダクトデザイン賞』3年連続受賞
独『レッドドット・デザイン賞』も受賞しました。 TOTOのウォシュレット一体形便器「Neore
-
-
18年第1四半期の住宅 リフォーム7.6%減(矢野経済研)
矢野経済研究所はこのほど、国内の住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査結果(2018年1~3月
-
-
6月新設住宅着工、6ヶ月ぶり減 持家・貸家増続くも分譲住宅が15%減
国土交通省が発表した6月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2.5%減(6ヶ月ぶり減)の8万5953戸と
-
-
18年新設住宅着工 2年連続減の94万2370戸
国土交通省が発表した2018年(1~12月)の新設住宅着工戸数は、2年連続で減少し、前年比2.3%減
-
-
配管工は0.4%不足 8職種全体傾向は46カ月連続不足 4月の建設労働需給
国土交通省がまとめた4月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.5%不足)から0.1%縮小
-
-
配管用の塩ビパイプで楽器を作った男性
オーストラリア アデレード在住の「パイプ・ガイ」ことジャック・クラークさんは、手作り楽器でス
-
-
水生活製作所 独のデザイン賞受賞
水生活製作所(旧社名 早川バルブ製作所)の屋外水回り製品2品がこのほど、世界三大デザイン賞とされる独