16年上期管材生産 軒並み低調に推移
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主要管材製品の2016年上半期(1~6月)の生産(経済産業省機械統計ほか)は大方の品種で前年実績を下回った。管継手、塩化ビニル管、鋼管とも前年比減少し、ポンプ、バルブは横ばい、家庭用電気井戸ポンプとステンレス溶接鋼管が微増にとどまった。
バルブの生産金額は前年同期比0.4%増の2137億9100万円とかろうじて前年実績をキープしたが、生産重量は5.9%減の7万4966トンにとどまった。
品種別に生産金額をみると、高温高圧弁が12.9%増、ステンレス弁が4.8%増と比較的堅調だったのに対し、青銅・黄銅弁2.2%増、給排水栓類0.7%増と伸び悩み、鋳鉄弁5.5%減、鋳鋼.鍛鋼弁0.6%減、自動調整弁0.3%減と振るわなかった。
生産重量では、高温高圧弁が20.0%増、青銅・黄銅弁が3.9%増となったほかは、自動調整弁の10.8%減を筆頭にステンレス弁7.9%減、鋳鉄弁5.3%減、鋳鋼・鍛鋼弁2.1%減、給排水栓類1.9%減と低調だった。
ポンプの生産金額は前年同期同額の1224億5300万円、生産台数は4.3%減の118万6273台にとどまった。
生産金額を品種別にみると、全生産台数の約3割を占める主力の「うず巻ポンプ」は4.2%増となって全体の落ち込みをカバーした。「その他のポンプ」も23.6%増と堅調に推移した。
しかし「回転ポンプ」は4.5%減、「耐食性ポンプ」は2.2%減、「水中ポンプ」は1.6%減と振るわなかった。
台数ベースでは、主力の「うず巻ポンプ」が0.8%減とほぼ前年実績並みとなったほかは、「耐食性ポンプ」9.7%減、「水中ポンプ」3.8%減、「回転ポンプ」1.7%減、「その他のポンプ」0.9%減と落ち込んだ。
管継手の生産金額は前年同期比2.1%減の462億7400万円、生産重量も5.6%減の4万8389トンと低調に推移した。
品種別に金額ベースでみると、非鉄金属製が9.4%増と堅調だったのに対し、可鍛鋳鉄製は8.1%減、鋼管製は4.0%減と伸び悩んだ。
普通鋼の鋼管生産高は前年同期比5.2%減の204万2542トンにとどまった。
用途別にみると特殊配管用管が34.8%減、かん用管が33.2%減、油井管が30.3%減、冷けん用原管が23.7%減といずれも大きく落ち込んだ。配管用管は2.7%減、構造用も0.3%増と低調だった。
特殊鋼の熱間鋼管は5.0%減の82万7080トン、冷けん鋼管は9.5%減の7万9307トンにとどまった。
ステンレス溶接鋼管の生産重量は前年同期比3.1%増の5万4168トンとなった。
品種別にみると、主力の配管用は6.5%増、次位の構造・装飾用は7.7%増、全体に占める割合は小さいがボイラ・熱交用も35.6%増と伸びた。自動車排ガス用5.7%減、水道・屋内配管用4.6%減、比重の小さいサニタリー用も64.2%減と低調だった。
家庭用電気井戸ポンプの生産台数は、前年同期比2.7%増の9万4957台、販売台数も6.0%増の8万9644台と比較的堅調に推移した。15年上期で前年同期比12%減となっていただけに、16年上期は少し盛り返した。
鋳鉄管の生産重量は前年同期比29.4%減の14万9877トンと低調だった。販売重量も26.0%減の14万3349トンにとどまった。
塩ビ管の生産重量は前年同期比1.5%減の13万818トン、出荷重量も3.7%減。塩ビ継手の生産重量は5.8%増の1万4267トン、出荷重量1.1%増であった。
管材新聞 2016年10月12日 第1681号より抜粋
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