バルブ工業会 環境配慮製品登録制度の運用本格化
公開日:
:
業界ニュース
日本バルブ工業会は、環境配慮設計に取り組む会員企業の製品の内外へのアピール、環境負荷の少ない製品の需要喚起、供給促進をめざした独自の環境ラベル制度「環境配慮バルブ登録制度」を昨年11月にスタートし運用を本格化している。1月31日に登録製品の検索サービスを開始する予定。
同制度は、バルブ産業の将来のあるべき姿を描いた「バルブ産業ビジョン」に基づくもの。その中では、環境配慮設計基準(含有有害物質規制、リサイクルルート構築、LCA管理など)によるものづくりを行うバルブ産業の将来像が描かれている。この将来像を具現化し、全産業規模で環境保全に寄与するため「環境配慮バルブ登録制度」を設けた。
同会正会員企業が「バルブ製品アセスメントガイドライン」に沿って環境側面を自己評価した製品を登録するもので、ユーザーは登録製品検索サービスを利用できる。
登録対象製品は、手動弁、調節弁(空気式・電気式・油圧式)、自力式調整弁、電磁弁、安全弁、ステームトラップ類、ブリーザバルブ、給水栓(手動式・電気式のキッチン用・バス用・洗面用・その他用)、止水栓、分水栓などバルブのほぼ全品種をカバーしている。環境影響項目は製品製造・使用段階でのエネルギー消費量削減とそれに伴うC02排出量削減および製品製造・使用・廃棄段階での資源の有効活用・再資源化。
管材新聞 2017年1月25日 第1691号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
14年工業統計調査結果
経済産業省の「2014年工業統計調査」で、製造品出荷額は24産業(産業中分類)中、輸送用機械器具製造
-
-
日本バルブ工業会 「バルブの日」中心にバルブの重要性アピール
日本バルブ工業会は、バルブ産業の地位向上をめざして3月21日を「バルブの日」に制定し、広く一
-
-
日栄インテック 配管支持金具値上げ 12月出荷から30%以上
日栄インテック(本社・東京都荒川区)はこのほど、12月出荷分から配管用支持金具及び関連商品の価格改定
-
-
今年度の白物家電国内生産額は4%減見通し ルームエアコン8%減
日本電機工業会(JEMA)はこのほど、2019年度の電気機器の生産見通しをまとめ、うち白物家電の国内
-
-
IDE研究所分析 設備配管の管種選定動向 樹脂ライニング管が依然高シェア
配管の研究調査と鋼管業界への支援活動を推進しているIDE研究所はこのほど、商業建築の空調衛生設備配管
-
-
超高層マンション建設・計画約11.4万戸
全国で建設・計画されている超高層マンション(20階建て以上)は約11.4万戸あることが不動産経済研究
-
-
16年の大手建設50社受注額 7年連続の増加
国土交通省がまとめた2016年(1~12月)の建設大手50社の工事受注総額は、前年比4.1%増の14
-
-
今年度 白物家電微減見通し ルームエアコンも横ばい
日本電機工業会(JEMA)がこのほど明らかにした2018年度の電気機器の生産見通しのうち、白物家電の
-
-
LIXIL 中小工務店など対象に省エネ住宅セミナー
LIXILは、中小工務店などを対象に全国76会場で「省エネ住宅まるわかりセミナー」を開催中。
-
-
昨年のバルブ生産金額 4年連続増加
2017年(暦年)のバルブ生産高(経済産業省まとめ)は、生産金額、生産重量とも前年を上回り、金額は4