TOTO 誕生から54年 ユニットバスルーム出荷1000万台突破
TOTOの「ユニットバスルーム」の累計出荷台数がこのほど1000万台を突破した。54年前に誕生し、日本の風呂文化に変革をもたらしたこの工法は、今や浴室の主流。初代ユニットバスは建築設備技術遺産に認定されている。
東京オリンピックを控えた1963年、同社は日本初の超高層ホテル「ホテルニューオータニ」に大量の浴室を短期間で納入するため、日本初の「ユニットバスルーム工法」を開発した。これにより、1044室の浴室工事は従来なら3年かかっていたが、半分以下の17か月で完了させた。
翌々年には集合住宅用、77年には戸建住宅用、02年にはマンションの取り換え需要を見据えた商品をラインナップ。また、「カラリ床」や「魔法びん浴槽」など業界初の機能も生み出し、製品を進化させ続けている。最新のユニットバスルームでは、「カラリ床」は「お掃除ラクラクほっカラリ床」となり、このほか「お掃除ラクラク鏡」や「エアインシャワー」を標準搭載するなど、使い勝手と心地よさを追求している。
管材新聞 2018年5月9日 第1737号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
15年上期産業機械 ポンプ受注8%増加 内需微増、外需2ケタ増
日本産業機械工業会による2015年上期(1~6月)の産業機械受注状況調査結果で、ポンプは前年同期比8
-
LIXIL リフォーム需要顕在化へ 全国5会場でフェア
LIXILは、「LIXILリフォームフェア2018」を全国5会場で展開中。水まわりから玄関・
-
配管工は0.3%不足 8職種全体傾向は50ヶ月連続不足
国土交通省がまとめた8月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.3%不足)から横ばいの0.
-
DIY協会 来年8月にDIYショウ
日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会は、来年8月23日~25日の3日間、千葉・幕張メッセ国際展示場5・6
-
LIXIL 新CMにピエール瀧さんと山下智久さんを起用
LIXILはトイレの新しいCMにピエール瀧さんと山下智久さんを起用した「キリギリスとアリ」篇を制作、
-
17年度末 建設許可業者数微減 管工事業は2年連続増
国土交通省がこのほど公表した2017年度末(18年3月末)の建設業許可業者数は前年度末比0.1%減と
-
18年度末下水道普及率 全国平均79.3%
国土交通省がまとめた2018年度末(19年3月末)の全国下水道処理人口普及率は、前年度末比0.5ポイ
-
アズビル金門・三好不動産・NTT西日本 検針業務の「LoRaWANTM」有用性検証
アズビル金門、三好不動産、西日本電信電話九州事業本部は5月1日、LPWAネットワーク「Fukuoka
-
今年度設備投資計画 大企業で7年連続増加
日本政策投資銀行がこのほどまとめた大企業(資本金10億円以上)の全国設備投資計画調査結果(6月調査)
-
テンプHD子会社 建設現場の女性リーダーを育成
テンプスタッフキャリアコンサルティングは、国土交通省から「建設業における女性の更なる活躍に向けた研修
PC
- PREV
- 日本郵船など3社連合の新会社 定期コンテナ船サービス開始
- NEXT
- 来年度建設投資 前年度水準を維持