ヤマダ電機 リフォーム大手のナカヤマと業務提携
ヤマダ電機は、2月2日開催の取締役会で、住宅リフォーム事業で国内トップクラスのナカヤマと、将来的な資本提携を視野に入れた業務提携を行うことを決議した。両社の持つ強みやノウハウ活かしたスマートハウス・リフォーム事業の取り組みを推進する。
同社は、日本最大級のIoT企業として家電販売を中心とした新たな事業領域の開拓を進めており、その取り組みのひとつにスマートハウス・リフォーム事業がある。11年に中堅ハウスメーカーのエス・バイ・エルを買収し、住宅事業に参入。翌12年には住設機器メーカーのハウステックを子会社化している。
ナカヤマは、日本全国に直営店100か所、物流拠点5か所、国内工場1か所、海外工場1か所を所有し、リフォームの商品開発から製造、販売、施工、アフターサービスまで一貫して行っている。さらに、「暮らしやすく お値段やすく」をモットーに、適正な住宅改修工事から建築設計管理をし、評判が口コミで広がるよう努めている。
今回の業務提携により、
- ハウステックとナカヤマそれぞれが持つオリジナル商品の強みを活かした展開
- ナカヤマの持つ建材及び設備機器の採用
- 新築住宅販売の情報活用
- ナカヤマの持つ「CG・CADパノラマ&CGシュミレーションシステム」の活用による提案力強化
- ヤマダ電機グループのリフォームローン活用
- オリジナル製品の共同開発
- 物流の効率化
- 共同販促等による営業の最適化と最大化
- 新業態の共同開発
などに今後取り組んでいく。
管材新聞 2017年3月1日 第1695号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
2016注目の新製品 三栄水栓製作所 デザイン混合栓「cye」(サイ)
デザイン混合栓シリーズ「cye」(サイ)は、新たな要素を加えず、既にある要素「再」のみを取り
-
-
パナとトヨタが街づくり事業で合弁会社設立 国内住宅業界トップに
パナソニックとトヨタ自動車は5月9日、街づくり事業に関する新しい合弁会社の設立に向けた契約を締結した
-
-
カクダイ副社長「商品力向上セミナー」
「経営者と社員との間に溝があると何もできない。愛社精神を育むことがオモシロイ商品開発につなが
-
-
TOTO 10月に住設機器 小売価格引き上げ
TOTOは4月26日、10月1日受注分から住宅設備機器商品の希望小売価格を改定(引き上げ)すると発表
-
-
クボタ 下水道水処理施設で初のPFI事業に参画
クボタは、大阪市下水道の水処理施設で全国初となるPFI事業に参画すると発表した。同社が出資・参画する
-
-
積水化学工業 ベトナム最大手樹脂管メーカーに資本参加 ASEAN地域進出の橋頭保確保へ
(前列向かって左がTPS社のDUNG社長、右が久保プレジデント) 積水化学工業は5日、ベト
-
-
サンエツ金属 7月受注分より線材を平均10%値上げ
サンエツ金属は5月29日、線材(黄銅線、りん青銅線、その他合金線全般)の価格を7月1日分より値上げ(
-
-
アズビル金門 IoT活用の水道メータソリューション展開
アズビル金門はIoT活用による「水の管理の実現」を確実に進めている。 同社では2017年11月
-
-
TOTO トイレットペーパー型川柳集発売
TOTOは、このほど発表された第12回「トイレ川柳大賞」で選出された20句をトイレットペーパ
-
-
ホーム&ビルディングショーなど東京ビッグサイトで15日から3日間開催
日本能率協会は、15~17日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト東1~6ホールで、日本最大級の住