配管工は0.9%不足 8職種全体傾向は74カ月連続不足 8月の建設労働需給
公開日:
:
業界ニュース

国土交通省がまとめた8月の建設労働需給調査結果によると、配管工の過不足率は前月(1.0%不足)から0.1ポイント不足幅が縮小し0.9%不足であった。型わく工、とび工、鉄筋工、電工などを合わせた8職種の平均は74カ月連続で不足傾向を示し(1.1%不足、前月比0.1ポイント縮小)、8職種とも不足傾向にあり、特に不足率が大きかったのは鉄筋工(建築)の2.4%。過不足率の前年同月(8職種とも不足傾向)からの変動をみると、左官、とび工、鉄筋工(土木)の不足率が縮小、型わく工(土木)、同工(建築)、鉄筋工(建築)、電工、配管工は不足幅が拡大した。配管工と電工を除く6職種の平均は1.4%不足(前月比0.2ポイント縮小)。
東日本大震災の影響が大きい東北地方の状況をみると、8職種では0.8%不足、6職種では1.3%不足で、電工、配管工が過剰、左官、鉄筋工(土木)が均衡、型わく工(土木)、同(建築)、とび工、鉄筋工(建築)が不足傾向だった。
8月の配管工の需給状況を地域別にみると、過剰だった地域は東北(0.7%)、中国(0.3%)、四国(0.6%)、不足だった地域は北海道(4.4%)、関東、北陸(2.2%)、中部(2.5%)、近畿(0.2%)、九州(0.4%)、均衡したのは沖縄。
今後の需給見通しは、10月に北海道で「困難」なほか、9地域で「普通」、11月は全地域とも「普通」。
管材新聞 2017年11月1日 第1719号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
昨年度 建設工事の裁判外紛争 141件といぜん多い
建設工事にかかわる裁判外紛争処理機関「建設工事紛争審査会」(中央審査会・都道府県審査会)はこのほど、
-
-
古島と日本管材センターが業務提携
古島と日本管材センターの両社は11月1日付で業務提携契約を締結した。 古島は地方を中心に営業基
-
-
ワキタ HPG6500is
ワキタ(本社・大阪市西区江戸堀1の3の20、社長脇田貞二氏、℡06―6449―1902)は、オリジナ
-
-
アスコット 「学生に教えたい“働きがいのある企業”大賞」受賞
情報システム開発を手掛けるアスコット(本社・大阪市)はこのほど、経営理念の実践やイノベーションを推進
-
-
給工財団 熊本地震の給水装置 被害状況調査委設置
給水工事技術振興財団は5月21日、熊本地震給水装置被害状況調査報告書作成委員会を設置した。調査資料を
-
-
LIXIL リフォーム需要顕在化へ 全国5会場でフェア
LIXILは、「LIXILリフォームフェア2018」を全国5会場で展開中。水まわりから玄関・
-
-
荏原製作所 ブラジルの2子会社統合 生産・販売体制強化
荏原製作所は、ブラジルのポンプ子会社2社を統合し、「エバラ・ポンプ・サウス・アメリカ」に改称した。
-
-
LIXIL 全国11会場で「Good Livingフォーラム」室温バリアフリーによる“ちょう℃いい暮らし”提案
LIXILは、プロユーザー向けイベント「Good Livingフォーラム2017」で、室温温度差のな
-
-
15年設備工事受注堅調管工事は8%ダウン
国土交通省がまとめた2015年の設備工事業受注高調査(電気工事、管工事、計装工事各主要20社)による
-
-
15年度上期建設工事受注 前年度比7%増 建築・建築設備堅調
国土交通省の建設工事受注動態統計調査による2015年度上半期(4~9月)の建設工事受注額は、前年同期






