第一環境、アズビル金門など4社、新技術「LPWA」よる自動検針開始
公開日:
:
業界ニュース
第一環境、アズビル金門、KDDI、京セラコミュニケーションシステムの4社は、「Sigfox 自動検針コンソーシアム」(LPWA)による自動検針を兵庫県・家島町の西島で本格運用を始めた。
近年、注目を集めているLPWAの中でもアンライセンスLPWAは、特定小電力無線と同じ周波数帯・出力(免許不要・機器の電池寿命が長い)にもかかわらず、通信距離を大幅に伸ばせる技術。通信会社により、この技術を活用した通信サービスおよび機器メーカーによる対応無線発信機の開発が進みつつある。今回活用する「Sigfox」はその一つで、いち早く日本国内でのサービス提供体制を整え、早期実用化が可能であると判断して運用を開始したもの。
第一環境、アズビル金門など4社による「Sigfox 自動検針コンソーシアム」は、離島や山間部など、現場を訪問して水道の検針が困難な難検針への対応を効率的に実施するべく、姫路市水道局の協力で市内島しょ部である家島町の西島に設置された水道メータ28個と、一部LPガスメータを対象として、新技術Sigfoxを活用した自動検針システムの本格導入に向け、Sigfoxコンソーシアムを結成した。
自動検針にあたっては、Sigfox無線発信機付き電子式水道メータからの検針データを、西島に隣接する家島に設置したSigfox基地局を通じてデータセンタ(クラウド)に集約され、Webサイトから確認できる。水道検針については、11月14日検針分から稼働させ、請求データとして利用している。
管材新聞 2018年1月10日 第1725号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
15年第3・第4四半期 住宅リフォーム好調
矢野経済研究所は、2015年第3および第4四半期の国内住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査結
-
-
14年工業統計調査結果
経済産業省の「2014年工業統計調査」で、製造品出荷額は24産業(産業中分類)中、輸送用機械器具製造
-
-
京都管材商組合 京都の空衛工事団体と「災害協定」締結
京都管工機材商業協同組合と一般社団法人京都府空調衛生工業協会は5月23日、「災害時における資材提供に
-
-
中小企業の「組合まつり」に滋賀バルブ団体が出展
東京都中小企業団体中央会の中小企業世界発信プロジェクト2020の一環事業「組合まつり in TOKY
-
-
1月新設住宅着工、7カ月連続増 貸家・分譲住宅の増加続くも持家減少
国土交通省が発表した今年1月の新設住宅着工戸数は、前年同月比12.8%増(7カ月連続増)の7万649
-
-
10月に独で国際プラスチック・ゴム展開催
メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンは4月19日、東京・港区のアンダーズ東京で秋にドイツで開催する国際
-
-
日栄インテック アグリ・ビジネス・ジャパンで植物工場などが注目
アグリ・ビジネス・ジャパン2017(アグリ・ビジネス・ジャパン実行委員会主催)が9月13~1
-
-
日本バルブ工業会 「環境バルブ」ラベルデザイン決定
日本バルブ工業会は、今年度開始の「環境配慮バルブ登録制度」のラベルデザインを決定しました。 昨
-
-
昭和バルブ製作所 バルブ販価引き上げ
昭和バルブ製作所は、6月12日出荷分からバルブ製品の販売価格を7%~10%引き上げる。 対象製品と
-
-
建設大手50社 昨年度工事受注低調
国土交通省は、「建設工事受注動態統計調査」として建設大手50社の2015年度受注額をとりまとめた。そ