18年度アルミ圧延品需要 管材関連の押出類は微増
公開日:
:
業界ニュース
日本アルミニウム協会はこのほど、2018年度のアルミニウム圧延品需要概況をまとめた。
押出類は、78万1089トンで0.9%減少した。自動車部門は年間を通じてトラック向けの低迷が続き、14万706トンで前年度比3.6%減、建設部門は夏場の自然災害の影響により、工事が停滞するなどしたが、五輪需要や災害復興需要のほか、年度後半で住宅着工戸数が回復してきたことなどにより0.9%増とごくわずかながら伸び、46万5602トンとなった。
缶材は3.4%減、自動車材は6.2%増、輸出の伸びが見通せない板類との合計では3.5%減の197万9711トンとなった。
なお、アルミ圧延品の19年度3月需要概況は、押出の建設向けはプラスだったが、トラック向けの不調を補えず、生産、出荷ともにマイナスとなり、板の自動車向けは好調だったが、それ以外が低調だったため、生産、出荷ともに15カ月連続でマイナスとなった。
管材新聞 2019年5月29日 第1774号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
LIXIL住生活 高齢者の住まい探し相談サイト開設
LIXIL住生活ソリューションは、高齢者の住まい探しをサポートする老人ホーム・介護施設の検索・相談サ
-
-
昨年の白物家電出荷金額 2年連続増の2.0%増ルームエアコンは6%増
日本電機工業会(JEMA)が1月24日明らかにした2017年(暦年)電気機器の生産実績のうち、民生用
-
-
タカラスタンダード第2四半期決算 新築・リフォームとも中高級品好調で増収増益 不透明な市況ふまえ通期予想は据え置き
タカラスタンダード(社長渡辺岳夫氏)が11月5日発表した2020年3月期第2四半期決算(4月1日~9
-
-
10月度産業機械 ポンプ受注19.4%減 官公需・外需が減少幅2ケタ 産業機械全体では2カ月ぶり減
日本産業機械工業会がまとめた10月の「産業機械受注状況調査」によると、ポンプの受注額は、前年同月比1
-
-
2015年主要管材生産
主要管材製品の2015年(暦年)の生産実績(経済産業省機械統計ほか)は、ポンプがまずまずの水準を維持
-
-
テンプHD子会社 建設現場の女性リーダーを育成
テンプスタッフキャリアコンサルティングは、国土交通省から「建設業における女性の更なる活躍に向けた研修
-
-
日本郵船など3社連合の新会社 定期コンテナ船サービス開始
日本郵船、川崎汽船、商船三井の3社の出資により設立した「Ocean Network Express
-
-
15年度家電リサイクル
環境省はこのほど、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に基づく、2015年度の家電リサイクル
-
-
米プロ作業工具メーカー「スタンレー ブラック・アンド・デッカー」 現場作業風景写真応募のキャンペーン実施
配管工具を含む米国の作業工具大手のスタンレー ブラック・アンド・デッカー(本社・米国コネチカット州)
-
-
〈新製品〉TOTO “気持ちいい”を科学 新「サザナ」
TOTO(社長喜多村円氏)は、戸建向けシステムバスルーム『sazana(サザナ)』をフルモデルチェン