14年度設備工事受注 4年連続の増加 民間「管工事」堅調
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国土交通省がまとめた2014年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額は、前年度比1.3%の微増ながら4年連続して増加しました。「管工事」は5年連続の増加、「計装工事」は4年連続の増加。民間の管工事は前年度同様、堅調に増加して5年連続増、官公庁の管工事は4年ぶりに減少しました。
設備工事3業種の各主要20社の受注総額は、11年度に前年度比6.2%増と低迷に終止符を打ち、翌12年度は3.4%増にとどまりましたが、13年度は12.9%増と大きく回復。昨年度も1.3%増の3兆459億円と前年度の水準をキープして4年連続の増加となりました。
民間工事は2.4%増の2兆6514億円で4年連続増、官公庁工事は5.5%減の3945億円で4年ぶりに減少しました。
業種別にみると「管工事」は10年度に0.4%増と増加に転じ、11年度6.3%増、12年度1.6%増、13年度9.1%増と推移し、昨年度は4.3%増の1兆3672億円で5年連続の増加となりました。官公庁管工事は14.4%減の1840億円と振るわなかったものの、主力の民間管工事が8.0%増の1兆1831億円と、13年度(9.4%増)に続いて堅調な伸びを示し、全体を押し上げました。
管材新聞 2015年7月1日 第1635号より抜粋
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