JFEスチール 水道鋼管約15%値上げ
公開日:
:
業界ニュース
JFEスチール鋼管営業部はこのほど、水配管用亜鉛めっき鋼管(JIS規格G3442、SGPW)の値上げを発表した。全需要分野向けを対象に、11月契約12月ロール分より現行価格(エキストラ込)に対し各サイズ、約15%値上げする。
同社は、足元の市場環境は物件の端境期であり荷動きは想定を下回っているが、来年以降の引き合いは増加するとみており、特に高速道路などのトンネル防災関連を中心に厚メッキ材の堅調な需要を見込んでいる。
一方、従来から厚メッキ対象材の価格はコストに見合う適正なものといえず再生産可能な状態ではないとしており、適正価格への見直しを決め、これにより今後の安定期要求をめざす。
なお、JIS規格G3442(SGPW)の大半が日本水道協会検査品で、年間の市場規模は4000~5000トン。
管材新聞 2015年11月25日 第1649号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
フローバル 国内初韓国工具・作業用品専門通販サイトオープン
継手・バルブ・ホース金具など工業用配管部品の専門商社であるフローバル(本社・大阪市)はこのほど、国内
-
-
楽天 エネ需要開発協組と業務提携へ
楽天とエネルギー需要開発協同組合はこのほど、LPガスと電気のセット販売などでの業務提携に向けた検討を
-
-
昨年度設備工事受注 やや回復 2.7%増 「管工事」8年連続増
国土交通省がこのほどまとめた2017年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額
-
-
16年度ポンプ受注 省エネ志で4.3%増 官需・外需も堅調維持
日本産業機械工業会(産機工)はこのほど、2016年度の産業機械受注見通しを発表し、ポンプ受注について
-
-
17年度 中小企業の設備投資 7年連続増加へ
中小企業で2017年度に国内設備投資を計画(17当初)する企業の割合は、16年度の当初計画(16当初
-
-
4~6月期景況判断 製造・非製造とも低迷 中小企業は回復の見通し立たず
内閣府、財務省がこのほど発表した4~6月期の法人企業景気予測調査結果によると、現状の「自社の景況判断
-
-
「エコ対応の管材」 アサダ フロン回収装置『エコセーバーV230SP』
クラス最高のフロン回収速度と耐久性を実現した回収装置。 同社は1995年に国内初のオイ
-
-
「Japan IT Weekジャパン」に日栄インテック出展
「Japan IT Week【春】」(リード エグジビション ジャパン主催)が5月11日~13日の3
-
-
キャタピラージャパン “普段使いの防災建機” リモートコントロールキット発売へ
キャタピラージャパン合同会社は、自然災害の激甚化が懸念される日本において、災害対応の迅速化を強力に後
-
-
CKサンエツ 3月22日付で東証一部に指定 増配・記念配当を実施
CKサンエツは3月15日、東京証券取引所から承認を受け、3月22日をもって東京証券取引所市場第二部か