9月の東京地区管材景況 売上・粗利とも停滞続く 景況感やや上向く
公開日:
:
業界ニュース
東京管工機材商業協同組合はこのほど、9月の「管工機材商景況動向」を発表した。景況感は、「悪い」回答が4.4ポイント下降し「好況」回答が前月から4.4ポイント上昇した結果、「好況」から「悪い」を差し引いた数値は18カ月連続のマイナス(21.7ポイント)となり、その幅は8.8ポイント縮小した。
売上高の「増加」回答は集計6品目中上昇3品目・下降3品目で前月比2.4ポイント下降し「減少」回答は1.0ポイント下降した。「増加」回答から「減少」回答を差し引いた数値は前月のマイナス4.1からマイナス5.5に沈んだ(3カ月連続「減少」超)。
粗利益額は「増加」回答が4品目で上昇したものの2品目の下降幅が大きく合計値で1.6ポイント下降、「減少」回答が全体で4.2ポイント下降したが、こちらも3カ月連続の「減少」超だった(マイナス1.3ポイント。前月マイナス3.9ポイント、前々月マイナス0.3ポイント)。品目ごとのばらつきがあるものの、9月も売上・粗利とも停滞が続いたが、景況感はやや上向いたようにみえる。



管材新聞 2015年12月2日 第1650号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
日商調べ 中小の設備投資意欲増大
日本商工会議所が5月の早期景気観測(LOBO)調査に付帯して会員中小企業に行った「2017年度設備投
-
-
TOTO 誕生から54年 ユニットバスルーム出荷1000万台突破
TOTOの「ユニットバスルーム」の累計出荷台数がこのほど1000万台を突破した。54年前に誕
-
-
中小企業の「組合まつり」に滋賀バルブ団体が出展
東京都中小企業団体中央会の中小企業世界発信プロジェクト2020の一環事業「組合まつり in TOKY
-
-
昨年のバルブ生産額 5年連続の増加
2018年(暦年)のバルブ生産高(経済産業省まとめ)は、生産金額、生産重量とも前年を上回り、金額は5
-
-
第11回トイレ川柳結果発表
TOTOは、7月から8月にかけて募集した「第11回トイレ川柳」の結果をこのほど発表。過去最高の応募総
-
-
一ノ瀬 「ワイヤレスセンサSNSゲートウェイ」開発
オリジナルコントロールバルブや特殊弁の設計・製造・販売を手がける一ノ瀬は、Twitterを利用した遠
-
-
日本バルブ工業会 「環境バルブ」ラベルデザイン決定
日本バルブ工業会は、今年度開始の「環境配慮バルブ登録制度」のラベルデザインを決定しました。 昨
-
-
5月建機出荷額12.4%減 輸出10カ月連続減、内需2カ月連続減 油圧ショベルは増加・ミニショベルは減少
日本建設機械工業会がまとめた5月の建設機械出荷額は、前年同月比12.4%減の1441億円で、10カ月
-
-
12月の東京地区管材景況 売上・粗利減・売価は下落 景況感は若干上向く
東京管工機材商業協同組合はこのほど、昨年12月の「管工機材商景況動向」を発表した。景況感は、「悪い」
-
-
8月新設住宅着工、3カ月ぶり増 持家2カ月連続、貸家15カ月ぶり、分譲住宅3カ月ぶり増
国土交通省が発表した8月の新設住宅着工戸数は、前年同月比1.6%増(3カ月ぶり増)の8万1860戸と
PC
- PREV
- モノタロウ 市場価格の2割安 PB作業服
- NEXT
- 楽天、「レビューを書いたら送料無料」を禁止に






