配管工は0.3%不足 8職種全体傾向は50ヶ月連続不足
公開日:
:
業界ニュース
国土交通省がまとめた8月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.3%不足)から横ばいの0.3%不足であった。型わく工、とび工、鉄筋工、電工などを合わせた8職種の平均は50ヶ月連続で不足傾向を示し(1.6%不足、前月比0.8ポイント拡大)、8職種とも不足傾向にあり、特に不足率が大きかったのは鉄筋工(建築)(3.9%)。前月0.5%過剰だった左官は3.6%の不足に転じた。
過不足率の前年同月からの変動をみると、左官と鉄筋工(建築)、電工の不足幅が縮小したほか5職種は不足幅が拡大した。配管工と電工を除く6職種の平均は2.3%の不足だった(前月は0.9%不足)。
東日本大震災の影響が大きい東北地方の状況をみると、8職種は1.8%の不足で、型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、電工、配管工が不足傾向、鉄筋工(建築)が均衡だった。6職種では2.1%不足だった。
7月の配管工の需給状況を地域別にみると、過剰だった地域はなく、不足だった地域は東北(1.3%)、関東(0.1%)、北陸(0.9%)、近畿(0.7%)、中国(0.2%)、九州(0.2%)、均衡したのは北海道、中部、四国、沖縄。
今後の需給見通しは、10月・11月とも全10地域で「普通」。
管材新聞 2015年12月9日 第1651号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
韓国工具・用品専門通販サイト「Hankook Tool」オープン
継手・バルブ・ホース金具など配管部品専門商社のフローバルはこのほど、業界初となる韓国工具・用品専門通
-
-
アルミ協会 品質保証のガイドライン策定
日本アルミニウム協会は3月29日開いた理事会で「品質保証に関するガイドライン」を策定した。 会
-
-
下水道展‘16名古屋開催
下水道事業に関連する幅広い分野の最新技術・機器を紹介する「下水道展‘16名古屋」(主催・公益
-
-
国交省 民間工事の品質確保へ「指針」策定
国土交通省はこのほど、民間建設工事について発注者と受注者などの関係者が施工上のリスクに関する事前の情
-
-
16年度ポンプ受注 省エネ志で4.3%増 官需・外需も堅調維持
日本産業機械工業会(産機工)はこのほど、2016年度の産業機械受注見通しを発表し、ポンプ受注について
-
-
DIY協会 創立40周年の2020年に記念事業を展開
日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会は6月2日、一般社団法人化後4回目の通常総会を第一ホテル東京(東京都
-
-
キャタピラー 燃費補償キャンペーン継続
キャタピラーは、昨年4月にスタートした「燃費保証キャンペーン」を18年12月末まで引き続き実
-
-
19年度建機需要 今年度は5%増の2兆3709億円 来年度は過去最高水準へ
日本建設機械工業会(建機工)はこのほど、建設機械需要について2018年度の見込みと19年度予測を発表
-
-
17年の環境産業市場規模 過去最大の105兆円超 経済・雇用への影響増大
環境省はこのほど、環境産業の市場規模・雇用規模などの推計結果をまとめた「環境産業の市場規模・雇用規模
-
-
14年度設備工事受注 4年連続の増加 民間「管工事」堅調
国土交通省がまとめた2014年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額は、前年






