スマホで湯量を設定できる電源不要のスマートシャワー「HydraO」
公開日:
:
商品紹介
米国ラスベガスのCES 2016出展商品で、スマートフォンでコントロールできるシャワーヘッドが注目を集めています。
フランスのスタートアップが開発した「HydraO」は、シャワーの水量をスマートフォンで調整できる、これまでありそうでなかったタイプのIoT製品(Internet of things=インターネットにつながるハードウェア)です。
シャワーヘッドの中に、アプリからBluetooth4.0を使ってコントロールできる水量調節機が組み込まれていて、あらかじめ使う水の量を設定しておくと自動的にストップするようにコントロールすることができます。アプリはiOSとAndroidの両方に対応。
あとどれぐらい使えるのか、シャワーヘッドに組み込まれたLEDライトの色を変えたり、点滅させたりしてお知らせしてくれます。ライトの色はアプリで自在に変更することも可能。
アプリでは他にも、家族全員で使った水の量やいくら節約できたのかも細くチェックできるようになっているので、なんとなく見落としがちなシャワーの節水もこれなら完璧にできそうです。
センサーやBluetoothはヘッドの部分に埋め込まれているので、普段お使いのシャワーヘッドを交換するだけでOK。
しかもシャワーの水でモーターを回して発電してるので、電池やバッテリーの充電も不要です。
HydeaOはクラウドファウンディング「Kiss Kiss Bank Bank」でキャンペーンをクリアして、現在プレオーダーを受け付けています。キャンペーンの際の価格は80ユーロ(約10,240円)ぐらいなので販売価格もそれぐらいになるかと思われます。
ホテルやフィットネスのシャワールームに使える壁に固定するタイプもあり、次期バージョンではWi-Fiを使って離れた場所からでもコントロールできるようになるタイプの発売も予定されているそうです。
日本での販売はまだ未定ですが、このようなIoT製品は今後さまざまなメーカーから発表されるかもしれません。
参考
http://japanese.engadget.com/2016/01/06/iot-hydrao-ces-2016/
http://www.hydrao.fr/
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
エンジニア ポンプラザウルス「経産省製造産業局長賞」受賞
エンジニアの水回り用プライヤー「ポンプラザウルス」が2018年日本DIY商品コンテスト「新商品部門」
-
-
TOTO「エアインオーバーヘッドシャワー」が世界で評価
TOTOの「エアインオーバーヘッドシャワー」が、環境配慮に優れたデザインに与えられる世界的な
-
-
積水化学 ICT活用で稲作の水管理を省力化「水(み)まわりくん」
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは、稲作における水管理作業の負担を軽減する「水(み)まわり
-
-
「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」のドライバー
先日創業130年の老舗工具メーカー「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」という記
-
-
クレアフォームジャパン パイプの経年劣化や保全 状態の測定・評価ソフト
3Dスキャニング測定ソリューションと3Dエンジニアリングサービスのクレアフォームジャパンはこのほど、
-
-
フローバル 送排水用ホース「ブルーホース」新発売
継手・バルブ・ホース金具など工業用配管部品の専門商社であるフローバルはこのほど、送排水ホース
-
-
鶴見製作所 ツルミ簡易止水装置OMK型「おうちまもるくん」
近年、地球温暖化、ヒートアイランド現象によるゲリラ豪雨により、コンビニ等に代表される店舗の防水処置を
-
-
水道代がめっちゃ安くなる 各メディアで話題の節水ノズル DG TAKANO「Bubble90(バブル90)」
洗面所や厨房の蛇口にとりつけるだけで、水の使用量を通常の5%にまで減らせる。そんな魔法のよう
-
-
「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」のポンチ
ボルト・ナット・ネジをまわすツール同様、打撃ツールもまた基本的には精度・硬度・強さに優れていることが
-
-
東日製作所 東京モーターショーで次世代型トルクレンチ提案
10月27~11月5日に東京モーターショー2017(東京ビッグサイト)が開催され、東日製作所が「東日