アロン化成 生産体制再構築
アロン化成は、管工機材事業の基盤強化、収益の維持・拡大へ向け、名古屋工場・関東工場・尾道工場(3工場とも管工機材製品生産)生産体制の再構築を行う。
現在、名古屋工場で塩ビパイプ製品、関東工場と尾道工場で塩ビ継手・マス製品を主に生産。第1期工事として、名古屋工場の老朽化設備の更新工事・尾道工場の射出成形設備の一部を名古屋工場へ移設する工事を2016年12月に開始、19年6月に竣工を予定。
また関東・尾道工場を対象とした第2期・第3期工事についても18年以降、順次着工する予定。投資額は約40億円(予定)。
同社は今回の一連の工場再編により、機能特化、最新成形機や工程間自動搬送システム導入による生産性向上、物流ネットワークの最適化によるスピーディな配送の実現を図る。管材事業はこれまで業界を牽引していた公共下水分野の伸びが期待しにくい事業環境にあるが、新たなビジネスチャンスである防災(洪水・浸水・震災)対策、雨水対策あるいはインフラ老朽化対策などの分野を事業拡大の方向と考えており、生産体制の再構築により供給面での強化につなげる。
管材新聞 2016年5月4日 第1665号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
16年の製造業工場立地件数 3年ぶり減少
経済産業省がまとめた2016年(暦年)の「製造業等」の工場件数は前年比4.9%減と3年ぶりに減少した
-
-
7~9月期中小企業 業況やや持ち直し
中小企業庁はこのほど、第145回中小企業景況調査(2016年7~9月期)の結果を公表した。それによる
-
-
TOTO 商標誕生から50年「責任の誇りを示すサイン」
TOTO(福岡県北九州市、社長喜多村円氏)の商標「TOTO」が7月1日、誕生から50年を迎えた。
-
-
14年度末下水道整備状況 全国平均77.6%、整備人口61万人増加
国土交通省がこのほどまとめた2014年度末(昨年3月末)の全国下水道処理人口普及率(下水道普及率)は
-
-
積水化学 ICT活用で稲作の水管理を省力化「水(み)まわりくん」
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは、稲作における水管理作業の負担を軽減する「水(み)まわり
-
-
2015年主要管材生産
主要管材製品の2015年(暦年)の生産実績(経済産業省機械統計ほか)は、ポンプがまずまずの水準を維持
-
-
イシグロ 神戸、東神工業をグループ化
配管機材専門商社のイシグロ(本社・東京都中央区)は、神戸市の老舗配管機材商社、東神工業(本社・同市灘
-
-
配管工は0.3%不足 8職種全体傾向は52ヶ月連続不足 10月の建設労働需給
国土交通省がまとめた10月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.4%不足)から不足幅が0
-
-
「日本水大賞」募集中
日本水大賞委員会と国土交通省は、第21回「日本水大賞」を募集している。締め切りは10月31日。
-
-
TOTO タイにウォシュレット量産工場を新設
TOTOは、温水洗浄便座「ウォシュレット」の量産工場として、タイに新工場(TOTOタイランド第3工場
PC
- PREV
- 2015年主要管材生産
- NEXT
- PVCデザインアワード 作品・製品募集中 優秀作を11月表彰