カクダイ副社長「商品力向上セミナー」

「経営者と社員との間に溝があると何もできない。愛社精神を育むことがオモシロイ商品開発につながっていく」と語るのは、今年創業137年を迎える老舗水道用品・水栓金具メーカーのカクダイの多田修三副社長。
同氏は先月13日、大阪市中央区の大阪産業創造館で開催された「商品力向上セミナー・『誰や!こんな蛇口つくったん?』オモシロ商品が会社を変えた商品開発の舞台裏~面白い蛇口で手に入れた価格決定権」で講演し、自社の商品開発を通して気付いたブランディング戦略の重要性を説いた。
このセミナーは、参加企業の成功・失敗事例などから商品開発・自社ブランド力向上のヒントを掴むことを目的に月替わりで開催されているもので、今回は約80名が参加した。
多田副社長は、大手が圧倒的なシェアを占める水道用品業界で生き残るために、他メーカーが廃番にしていった製品群を充実させることなどでユーザーのニーズに応えていった営業戦略や「笑い」を追求し誕生したユニークな蛇口シリーズ「Da Reya(誰や)」の開発秘話などを披露した。
面白ければどんなものでも製品化していくことでブランド力が生まれ価格決定権を持つことができ、その副産物として自社工場の鋳造技術が向上したことや、課題を与え続けることで若手社員らのモチベーションとスキルもアップし、相互の信頼関係が高まったとユーモアを交えながら講演した。
管材新聞 2016年5月4日 第1665号より抜粋
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