16年度建機需要7%減の1兆8469億円 油圧ショベル落ち込み国内減、輸出もアジア・中国需要減
公開日:
:
業界ニュース
2016年度の建設機械需要は前年度比7%減の1兆8469億円にとどまることが日本建設機械工業会のまとめでわかった。会員対象のアンケート調査結果によるもので、国内の市場環境予測で、住宅投資は16年度下期に前年度比減少が増加をやや上回り、民間設備投資も横ばいで推移するとの見方が多く、建機需要は低水準にとどまるとみられる。17年度は国内が少し回復するものの、海外が振るわず、引き続き低迷する見通しとなった。
日本建設機械工業会(建機工)は8月24日、建設機械需要の16年度見込および17年度予測をまとめた。それによると、16年度は前年度比7%減の1兆8469億円を見込み、17年度は16年度比横ばい(微増)の1兆8550億円を予測している。16年度見込値は今年2月末時点の見通しを下回り、17年度は国内がプラスに転じ輸出は北米以外の回復が遅れるとみられ減少予想となった。
工業会が発表した会員対象のアンケート結果をみると、国内の市場環境予測(年度)は、
- 住宅投資=16年度下期は「増加」7%、「横ばい」82%、「減少」11%、17年度上期は「減少」の割合が高まり、17年度下期は「横ばい」回答の割合がさらに下降し「増加」「減少」がともに上昇
- 民間設備投資=「横ばい」が大勢を占めるも17年度下期に「減少」が上昇
- 公共投資=「横ばい」が大勢を占めるが16年度下期から回復基調に転ずると期待
――としている。
海外需要(暦年)については、
- 北米=16年は「増加」2割、「横ばい」6割弱、「減少」2割強、17年は「増加」5割、「横ばい」3割強、「減少」2割弱で「増加」との観測が強い
- 欧州=16年は「増加」2割弱、「横ばい」6割弱、「減少」2割強、17年は「横ばい」が6割強を占め「横ばい」が大勢を占める
- 中国除くアジア=16年は「横ばい」が大勢を占めるが17年は「増加」が上昇
- 中国=16年は約3分の2が「減少」と回答し、17年に「減少」の割合が5割まで下がり、好転の兆しに期待
――と会員社はみている。
管材新聞 2016年9月7日 第1677号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
キャタピラージャパン “普段使いの防災建機” リモートコントロールキット発売へ
キャタピラージャパン合同会社は、自然災害の激甚化が懸念される日本において、災害対応の迅速化を強力に後
-
-
2015年度下請法違反指導件数 6年連続過去最多を更新
公正取引委員会がこのほど公表した2015年度の下請法違反による指導件数は5980件(別に勧告4件)で
-
-
ポンプ動向記事 2016年8月
昨今、ポンプの生産高がやや伸び悩んでいるが、まだ緩やかな回復局面にあるとの見方が強い。経済産業省まと
-
-
リンナイ ラグビー五郎丸選手加入の豪「レッズ」とスポンサー契約
リンナイは、今シーズンから五郎丸歩選手(ヤマハ発動機ジュビロ)が加入する豪ラグビーチームの「The
-
-
エンジニア 「ポンプラザウルス」好評拡販
頭のつぶれたネジを外す工具「ネジザウルス」で知られる作業工具メーカー、エンジニア(本社・大阪市東成区
-
-
「鋼管技術研究会」設立
JFEスチール、JFE継手、シーケー金属、第一高周波工業、リケン、レッキス工業の6社はこのほど、配管
-
-
パナソニック「TOKYO リノベーション ミュージアム」開設
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社は、東京オフィスがあるパナソニック東京汐留ビル1階に、
-
-
〈日邦バルブ①〉日邦バルブ135周年
日邦バルブ(本社・長野県松本市、社長菅原博氏)は創業135周年を超えた。 明治16年に、初代中
-
-
16年の住宅リフォーム 5%減
2016年の住宅リフォーム市場は5兆6200億円、前年比5%減少したとする集計結果をこのほど住宅リフ
-
-
住宅リフォーム市場 毎年6兆円の需要創出
矢野経済研究所はこのほど、国内住宅リフォーム市場の調査結果を発表した。それによると、2017年の住宅
PC
- PREV
- 16年度設備投資計画 大企業で5年連続増加
- NEXT
- JFEスチール 国内向け鋼管全品種を5%値上げ






