【ボコッ】 絶対やめて! シンクに熱湯を流すと恐ろしいことが起きる
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雑記
今週に入ってから東京では初雪が観測されるなど、ようやく真冬らしい寒さがやってきました。
お鍋やうどん、ラーメンなどがおいしい時期ですが、麺を茹でてアツアツの茹で汁を台所のシンクにザザーっと流して「ボコッ」という音を立てているご家庭も多いのではないでしょうか。
パスタを茹でたり、カップ焼きそばを作ったりする時なんかにも、あの「ボコッ」音がする時ってありますよね。(以前○FOのCMでもやっていました)
でもこの「ボコッ」音、実は絶対出してはいけない音だったのです。
塩ビの耐熱温度は一般的に60℃。軟化・変形に要注意!
TOTO株式会社キッチン洗面商品営業グループの方へのインタビュー記事です。
「キッチンの排水口から下の部分は、高温の液体を流すと、樹脂部分が熱で変形して破損するリスクがあります。熱湯の場合は100℃になりますし、カレーのような粘度が高いものは、排水口の配管経路の部分に長くとどまり、より破損リスクが高くなります。
茹で汁をそのまま流す場合は、量も多いのでそれだけ接触時間が長くなり、破損リスクが上がります。排水配管によく使用されている「塩ビ」の素材ですと、一般的には62~72℃で軟化してしまうので、熱湯を頻繁に流していると、何らかの変形をおこす場合もあります。ぜひ、熱湯を直接流さないことをおすすめします」
「ボコッ」音が出るということは、まさに熱湯をそのまま流している証拠!
いつも何気なく「ボコッ」音を出している大勢のみなさま、要注意です。
シンクに熱湯を流すときは、一度ボウルなどで温度を下げてから
とはいうものの、寒い季節にはどうしても熱湯を使った料理がしたくなる。どうしたらいいでしょうか?
「排水口に直接流す温度は、60℃未満を目安としてください。熱湯をそのまま流したいときは、水道から大量の水を流しながら、茹で汁の温度を下げるようにするといいでしょう。ただし、これでは水道水がもったいないですよね。
オススメしたいのは、大きなボウルなどをシンクに用意しておき、そこにいったん熱湯を入れて、60℃未満まで冷えてから捨てるという方法です」
いかがでしたでしょうか?
冬になると日本全国のご家庭のあちこちから聞こえてくる「ボコッ」音ですが、実は大変危険な行為だということが、おわかりいただけたかと思います。
今日から、熱湯をシンクに流すときには、ボウルに一度受けるようにして、よく冷ましてから排水口に流すように気をつけてくださいね。
参考
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51923419.html
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20121220/Wooris_8752.html
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
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