15年度フロン再生 量は約965トン
公開日:
:
業界ニュース
環境、経済産業両省は「フロン排出抑制法」(略称)に基づく2015年度のフロン類の再生・破壊状況をとりまとめた。それによると、第一種フロン類再生業者が再生したフロン類の再生量合計は約965トンとなった。両省は「フロン回収・破壊法」(略称)に代わり同年4月に施行された「フロン排出抑制法」に基づき、第一種フロン類再生業者から再生量、フロン破壊業者から破壊量をそれぞれ報告を受けて集計結果をとりまとめた。
フロンの種類別再生量は、CFC(クロロフルオロカーボン)が約35トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約733トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約197トン。
第一フロン再生業者が引き取った第一種特定製品(業務用冷凍空調機器)から回収したフロン類は約1042トン、再生されずにフロン類破壊業者へ引き渡したフロン類は約20トンであった。
一方、フロン類破壊業者が破壊したフロン類の破壊量は約4819トン、14年度に比べ7.2%増加した。種類別にみるとCFCが約190トン、HCFCが約2464トン、HFCが約2161トンであり、14年比、CFCで約22.2%、HCFCで約6.9%、HFCで約6.2%それぞれ増加した。
管材新聞 2016年9月14日 第1678号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
配管工は0.4%不足 8職種全体傾向は53ヶ月連続不足 11月の建設労働需給
国土交通省がまとめた昨年11月の建設労働需給調査結果によると、配管工は前月(0.3%不足)から不足幅
-
-
TOTO 便座から立ち上がりをセンサーがお知らせ 医療施設向けウォシュレット
TOTOは、入院患者が便座から立ち上がったことを看護スタッフに知らせるトイレ内の見守り支援システムを
-
-
荏原製作所 米ラスベガス・ポンプ場へ世界最大級水中ポンプ
荏原製作所はこのほど、米国ネバダ州ラスベガスの生活用水を送るポンプ場へ、世界最大級の出力3350HP
-
-
日栄インテック 配管支持金具値上げ 12月出荷から30%以上
日栄インテック(本社・東京都荒川区)はこのほど、12月出荷分から配管用支持金具及び関連商品の価格改定
-
-
LIXIL アクアセラミックが「“超”モノづくり部品大賞」生活関連部品賞を受賞
日本のモノづくりの競争力向上を支援する「“超”モノづくり部品大賞」(主催・モノづくり日本会議、日刊工
-
-
15年度末下水道普及率 全国平均77.8% 整備人口151万人増加
国土交通省がこのほどまとめた2015年度末(16年3月末)の全国下水道処理人口普及率は、前年度末比0
-
-
給工財団 給水装置被害状況調査委を設置 東日本震災の被災状況とりまとめ
給水工事技術振興財団はこのほど、東日本大震災給水装置被害状況調査委員会を設置した。同委員会は、調査資
-
-
16年度設備投資計画 大企業で5年連続増加
日本政策投資銀行がまとめた大企業(資本金10億円以上)の全国設備投資計画調査結果(6月調査)によると
-
-
【新製品】TOTO 省資源・省施工の壁掛大便器 パブリックトイレの新定番
TOTOは、「パブリックトイレの新定番」として、タンク式とフラッシュバルブ式の長所を兼ね備えた同社独
-
-
TOTO 台付シングル混合水栓「GO」が最優秀賞デザイン賞
TOTOの台付シングル混合水栓「GOシリーズ」が、世界的に権威のある「レッドドット・デザイン賞」(主