イシグロ 「サンエス管材」を傘下
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業界ニュース
配管機材専門商社のイシグロは4月21日付で、サンエス管材をグループ会社化した。
サンエス管材から事業譲渡を受けるために現社名と同じ新会社を設立、商権と社員をそのまま引き継いで営業活動を行う。サンエス管材は昭和49年に設立した40年以上の業歴を持つ配管卸売の専門商社で、昨年度の年商は約9億円。近畿地方を営業基盤とし、大手サブコン向けや協力工事会社向けの販売に強みを持っている。
一方、イシグロは現在、大阪市大正区に約9900平方メートルの建築面積の新大阪ステーションを建設中で、今夏の竣工を予定している。サンエス管材のグループ化により、大阪北部地域にも営業拠点を持つことになり、関西での販売網拡大を図る。
イシグロにとっては6年前の「渡辺産商」以来の関西地区でのグループ化であり、相互のシナジー効果発揮による成長戦略に一段と弾みをつける。今回の買収によりイシグログループは来年度、グループ売り上げ600億円をめざす。
管材新聞 2017年5月10日 第1701号より抜粋
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