クボタ 下水道水処理施設で初のPFI事業に参画
クボタは、大阪市下水道の水処理施設で全国初となるPFI事業に参画すると発表した。同社が出資・参画する特別目的会社「海老江ウォーターリンク」(大成建設、メタウォーター、日水コン、九電工、メタウォーターサービス、クボタで構成)が大阪市との間で「大阪市海老江下水処理場改築更新事業」に係る契約を締結した。
PFI事業は、公共事業を実施するための手法の一つで、民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設などの設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行うもの。
今回事業の水処理方式は、MBR(膜分離活性汚泥法)とA2O法(嫌気・無酸素・好気法)の2方式併用で前段に高速ろ過を設置するハイブリッド方式が採用される。クボタは主にMBRの保全管理を担う。これから2023年5月まで設計・建設期間とし、23年6月から25年5月まで性能評価検証を行い、25年6月から39年9月までが保全管理期間。
同下水処理場は1940年に通水を開始した大阪市で最も古い施設で老朽化が顕著。水処理施設の更新に加えて雨天時の汚濁負荷量削減など放流水域の環境保全や合流式下水道改善対策のために高度な放流水質が要求されている。下水道の水処理施設に関するPFI事業としては全国初の試みとなり、次世代の下水処理場のモデルケースとなることが期待される。
管材新聞 2017年10月25日 第1718号より抜粋
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