昨年のバルブ生産金額 4年連続増加
公開日:
:
業界ニュース
2017年(暦年)のバルブ生産高(経済産業省まとめ)は、生産金額、生産重量とも前年を上回り、金額は4年連続して増加、重量は前年(前年比3.6%減)の低迷から増加に転じた。
生産金額は14年(前年比5.3%増)、15年(同1.1%増)、16年(同3.7%増)に続いて増加し、8.0%増の4654億7900万円となった。生産重量は15、16年の2年連続減少から回復し、2.0%増の15万2650トンとなった。
品種別にみると、ステンレス弁は重量で4.4%増の6590トン、金額では32.2%の大幅増の1025億2000万円となった。青銅・黄銅弁も重量6.2%増の1万271トンに対し、金額では11.3%増の294億4800万円と好調だった。自動調整弁は重量で6.2%増の5万4752トン、金額で7.5%増の1472億4600万円と堅調に推移した。給排水栓類は重量で5.1%増の2万7189トン、金額で0.7%増の1088億5700円となった。
一方、鋳鋼.鍛鋼弁は重量17.6%減の5271トン、金額18.9%減の121億2600万円、鋳鉄弁は重量0.3%減の4万7266トン、金額0.1%減の589億8200万円、高温高圧弁は重量26.1%減の1272トン、金額1.5%減の6265億円といずれも低調だった。
管材新聞 2018年3月21日 第1733号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
16年度設備投資計画 大企業で5年連続増加
日本政策投資銀行がまとめた大企業(資本金10億円以上)の全国設備投資計画調査結果(6月調査)によると
-
-
昨年度設備工事受注 続伸して6.5%増「管工事」9年連続増
国土交通省がこのほどまとめた2018年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額
-
-
アルミ協会 絵画コンクール入賞作品発表
日本アルミニウム協会は、昨秋から今年1月まで募集した「第6回『アルミと未来』絵画コンクール」の入賞作
-
-
TOTO 東京五輪のオフィシャルパートナーへ
TOTOは2月24日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と「東京2
-
-
エンジニア 「ポンプラザウルス」好評拡販
頭のつぶれたネジを外す工具「ネジザウルス」で知られる作業工具メーカー、エンジニア(本社・大阪市東成区
-
-
15年度設備工事受注4.7%増加 民間「管工事」6年連続増
国土交通省がまとめた2015年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額は、前年
-
-
18年度末 建設許可業者数微増 管工事業は3年連続増加
国土交通省がこのほど公表した2018年度末(19年3月末)の建設業許可業者数は前年度末比0.7%増と
-
-
18年度第2四半期 リフォーム受注低迷 住宅「給排水設備」堅調
国土交通省がこのほどまとめた2018年度第2四半期(18年7~9月)の建築物リフォーム・リニューアル
-
-
PVCデザインアワード2014 大賞に色つきラップと簡易飲料水タンク
PVCデザインアワード実行委員会(PVC6団体で構成)は11月16日、今年5月から募集した「PVCデ
-
-
10月に独で国際プラスチック・ゴム展開催
メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンは4月19日、東京・港区のアンダーズ東京で秋にドイツで開催する国際