4~6月期中小企業業況いぜん穏やかな改善基調
公開日:
:
業界ニュース
中小企業庁はこのほど、2018年4~6月期の中小企業業況調査(第152回)結果を公表し、中小企業の業況は前期(1~3月期)とほぼ横ばいで、一部業種に一服感がみられるものの、基調としては穏やかに改善しているとした。
全産業の業況判断DIはマイナス14.0(前期差0.1ポイント減)で、3期ぶりにごく僅か低下した。製造業の業況判断DIはマイナス8.5(1.6ポイント増)で2期ぶりに上昇した。
製造業14業種をみると、鉄鋼・非鉄金属、パルプ.紙・紙加工品など3業種でマイナスからプラスに転じたほか、窯業・土石製品、家具・装備品など5業種でマイナス幅が縮小した。
一方、化学はプラスからマイナスに転じ、電気・情報通信機械器具・電子部品や金属製品など5業種でマイナス幅が拡大。
非製造業の業況判断DIはマイナス15.9(0.6ポイント減)で2期ぶりに低下した。卸売業、サービス業、建設業はマイナス幅が縮小、小売業はマイナス幅が拡大。
全産業の売上額DIは、マイナス12.5(前期差0.7ポイント増)でマイナス幅がやや縮小した。
管材新聞 2018年7月11日 第1744号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
昨年のバルブ生産額 5年連続の増加
2018年(暦年)のバルブ生産高(経済産業省まとめ)は、生産金額、生産重量とも前年を上回り、金額は5
-
16年輸出船契約8割減 24年ぶりの低水準
日本船舶輸出組合がまとめた2016年(1~12月)の輸出船契約実績は約371万6000総トン、前年比
-
5月新設住宅着工、2カ月連続減 持家8カ月連続増ながら分譲住宅・貸家減続く
国土交通省が発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比8.7%減(2カ月連続減)の7万2581戸と
-
10月度産業機械 ポンプ受注15.0%増 民需・官公需・外需とも増 産業機械全体では3カ月ぶり増
日本産業機械工業会がまとめた10月の「産業機械受注状況調査」によると、ポンプの受注額は、前年同月比1
-
DIYショウ開催告知
日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会は来年8月25日~27日の3日間、幕張メッセ国際展示場5・6・7・8
-
モノタロウ 北海道の物流センター稼働
MonotaRO(モノタロウ)は1日、道央札幌郵便局・札幌物流ソリューションセンター内に「北海道ディ
-
18年設備工事受注 民間、官公庁とも堅調 管工事は3.6%増加
国土交通省がこのほどまとめた2018年(1~12月)の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20
-
12月の東京地区管材景況 売上・粗利減・売価は下落 景況感は若干上向く
東京管工機材商業協同組合はこのほど、昨年12月の「管工機材商景況動向」を発表した。景況感は、「悪い」
-
アルミ協会 絵画コンクール入賞作品発表
日本アルミニウム協会は、昨秋から今年1月まで募集した「第6回『アルミと未来』絵画コンクール」の入賞作
-
MonotaRO 春向け厳選商品カタログ発刊
工業用間接資材通信販売最大手のMonotaRO(モノタロウ)は2月28日、顧客向け商品カタログ『間接