18年度環境装置受注 外需倍増ながら官公需大幅減で2年連続減 水質汚濁防止装置は増加
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日本産業機械工業会がこのほどまとめた2018(平成30)年度の環境装置受注額は、前年度比15.6%減の5586億5000万円、2年連続して減少した。国内民需では製造業、非製造業ともに増加し、外需も2倍弱に伸びた。水質汚濁防止装置が増加し、大気汚染防止装置、ごみ処理装置が減少した。
需要部門別にみると、国内民需は前年比12.9%増の1246億1300万円で、2年ぶりに増加した。民需のうち製造業は9.5%増の686億3900万円で2年ぶり増。「石油化学」向け排煙脱硫装置、「化学」「鉄鋼」向け産業廃水処理装置、「その他」向け事業系廃棄物処理装置が増加した。
非製造業は17.2%増の559億7400万円で2年ぶり増。「その他」向け事業系廃棄物処理装置が増加した。
一方、官公需は26.9%減の3850億8100万円で3年ぶりの減少となった。下水汚水処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器が減少した。
官公需の不振により、内需は20.0%減の5096億9400万円、3年ぶりの減少となった。外需は下水汚水処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により95.7%増(2倍弱)の489億5600万円となった(2年ぶり増)。
装置別にみると、大気汚染防止装置は42.4%減の284億4400万円。「鉄鋼」および海外向け排煙脱硫装置、「機械」向け関連機器の減少により2年連続減。
水質汚濁防止装置は8.3%増の2181億8100万円で2年ぶりの増加。「化学」向け産業廃水処理装置、海外向け下水汚水処理装置が増加した。
ごみ処理装置は、官公需向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の減少により24.3%減の3102億8000万円、2年連続減。
騒音振動防止装置は51.7%増の17億4500万円。「その他製造業」向け騒音防止装置が増加し5年ぶり増だった。
水質汚濁防止装置を装置別にみると、産業廃水処理装置が37.1%増の622億9200万円、下水汚水処理装置が1.8%増の915億4900万円、し尿処理装置は96.5%減の2億1600万円、汚泥処理装置が5.8%増の562億9700万円、海洋汚染防止装置は47.1%減の900万円、関連機器は16.8%増の78億1800万円だった。
なお、3月の環境装置受注額は、前年同月比54.1%減の618億4000万円だった。国内民需製造業が121.1%増で約2.2倍となった。「石油化学」向け排煙脱硫装置、「化学」向け産業廃水処理装置、「その他」向け事業系廃棄物処理装置の増加による。同非製造業は24.5%増で、「その他」向け事業系廃棄物処理装置が増加した。官公需は84.9%減で、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置が減少した。外需は396.5%増で、5倍弱。排煙脱硫装置が増加した。水質汚濁防止装置は「機械」向け産業排水処理装置、官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の減少により28.6%減の233億1000万円だった。
管材新聞 2019年5月29日 第1774号より抜粋
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