創業130年の老舗工具メーカー「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」
公開日:
:
メーカー紹介
その品質が高く評価されている工具ブランド「PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)」。工具としてのクオリティはもちろんのこと、製造ラインでの5Sの徹底・作業の効率化のためのカラーコード採用がユーザーの高い評価を受けています。
昨年、2015年はPBが日本に輸入されてちょうど45周年を迎えました。
PB SWISS TOOLSとは
歴史・概要
PB SWISS TOOLSは、1878年にポール・ボーマン氏によってスイスのエメンタール地方で創業しました。当時は農業関連工具を製造していました。PB SWISS TOOLSの「PB」は創業者Paul Baumannのイニシャルを表しています。その後1940年代、スイス軍からの依頼で工具製造を開始。産業とともに発展してきました。
「Work with the Best~最高のもので最高の仕事を~」という理念の下、スイス国内に2拠点を置いています。190人の従業員が働いており、月平均70万個、年間900万個以上の製品を生産しています。商品の種類は2400種類に及びます。
品質へのこだわり
環境に配慮した製造
製造技術を向上する中で水・電力・化学薬品の使用量を減らしています。またISOを取得し、RoHSやREACH規制に反する製品は一切使用していません。環境とともに製造者及び使用者の安全と健康への配慮も徹底しています。
品質へのこだわり
環境への配慮は品質にも影響しています。使用する鋼材の品質を検証してから製造に移ります。リサイクルできるようハンドルにはCAB樹脂を使用。強度もあり、品質も保証しています。また人間工学に基づいてデザインされているので、使用者への疲労や負担が少なく長く使用できます。
このような品質へのこだわりと自信から、PBでは全ての製品にシリアルナンバーを印字しています。誰でもホームページで製造時期を確認することができます。
http://www.pbswisstools.com/jp/quality/seriennummer.html
100%スイス国内生産
以上のような品質や製造過程を管理・保持する為に、全ての製品はスイス国内で製造されています。開発等もスイス国内で行われており、収益の5分の1は開発費用に使われています。これによって様々な製品改良やアイデアの具現化が可能になっています。
カラーコード
見た目がきれいなのはもちろん、適切な先端形状・サイズの工具を簡単に判別できるよう、PBではカラーコードを設定しています。これによって5Sを徹底、作業効率を上げることができ、サイズ間違いもなく工具管理もしやすくなります。
今では沢山のメーカーから販売されているレインボーですが、PBが世界ではじめてレインボーレンチを製造したメーカーです。製造ラインや作業グループごとの色分けでも高評価を得ています。
レインボー
レインボーハンドルのほかにも、通常のスイスグリップのハンドルエンドも種類によって色分けされています。
パーソナルライン(プライベートレンチ)
使う人や作業で色を区別できます。自分の好きな色のツールで作業可能です。
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
キャタピラージャパンと大成建設 掘削・積込の無人施工化に着手
キャタピラージャパン合同会社と大成建設は共同で、電制御が可能な次世代油圧ショベル「Cat 320」を
-
-
JFE継手 配管用継手など価格引き上げ
JFE継手は、来年2月1日出荷分より一般配管用継手、給水配管用継手などの価格改定(引き上げ)を実施す
-
-
パナとトヨタが街づくり事業で合弁会社設立 国内住宅業界トップに
パナソニックとトヨタ自動車は5月9日、街づくり事業に関する新しい合弁会社の設立に向けた契約を締結した
-
-
因幡電機産業 因幡電工事業部 空調用被覆銅管20%値上げ
因幡電機産業 因幡電工事業部は、3月1日出荷分から空調用被覆銅管全般の販売価格を20%引き上げる。
-
-
「TOTO 新商品」 10万円切るウォシュレットにもノズル除菌機能
TOTOはノズル除菌機能を搭載した新「ウォシュレットS」を8月1日に発売する。希望小売価格は
-
-
NTN 既存の水路に簡単設置できる小水力発電 12月発売へ
NTNは、福島県須賀川市の新安積疏水で今年6月から9月の3か月間にわたって実施していた新開発
-
-
TOTO中経営計画「WILL2022」を策定 経営とCSRの一体化推進 22年度に売上高7200億円・営業利益800億円目指す
TOTOは10月30日、経営とCSRの一体化のさらなる推進を図り、2022年度に売上高7200億円、
-
-
LIXIL 全国11会場で「Good Livingフォーラム」室温バリアフリーによる“ちょう℃いい暮らし”提案
LIXILは、プロユーザー向けイベント「Good Livingフォーラム2017」で、室温温度差のな
-
-
三菱地所レジデンスなど マンション用全館空調システム普及へ 新製品3月から実証実験
三菱地所レジデンスなど3社は、マンション用全館空調システム「マンションエアロテック」の新製品の実証実
-
-
日立金属 来年1月から配管機器10~20%値上げ
日立金属はこのほど、継手など配管機器製品の価格を来年1月1日出荷分から値上げすると発表した。引き上げ
PC
- PREV
- 配管のサイズの呼び方「ミリ、分(ブ)」
- NEXT
- キッツ・東亜バルブエンジニアリングが資本業務提携