鋼管継手(溶接継手)
溶接式の歴史は古く、日本では戦後の1952年頃から製造がスタートし、石油や造船分野を中心に普及しました。また、それよりも前の1917年にはドイツで初めて溶接式の特許を取得しています。
溶接式はパイプと継手
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溶接式の歴史は古く、日本では戦後の1952年頃から製造がスタートし、石油や造船分野を中心に普及しました。また、それよりも前の1917年にはドイツで初めて溶接式の特許を取得しています。
溶接式はパイプと継手を溶接により接続します。固定式で取り外すことを前提とせず、その点では、ねじ込み式やフランジ式の継手とは異なります。取り外しを想定していないことから、漏れが許されない配管では主流となっています。
例えば、各種のプラントやパイプライン、火力や原子力の発電所など、安全品質を確実に確保しなければいけない配管で多く用いられています。また、溶接は接続する形式に応じて、突合せ溶接式と差込み溶接式の2種類に区分され、突合せ溶接式では大口径管、差込み溶接式では中口径管(中径管)および小口径管(小径管)が主流となっています。
突合せ溶接式はその名の通り、ほとんど同一の肉厚と径の管と継手を突き合わせて溶接します。溶接継手の代表的な製品の一つがエルボです(配管部品.comでも数多く取り扱っています)。エルボには角度(45°90°180°)の違いで3種類あり、さらには、中心線までの半径を管外径の1.5倍としたロングタイプ、同様に1.0倍としたショートタイプに区分され、用途に応じて使い分けされています(一般的にはロングタイプが用いられ、狭い場所などではショートタイプが用いられています)。
また、そのほかの製品として挙げられるのがボスです。ボスは太い主管から細い枝管を取り出す際に補強を目的として用いられます。配管の末端の閉塞(ベントやドレン弁の下流側ニップルの閉塞)に用いられるキャップにも溶接形があります。2Bサイズ以上の突き合わせ溶接形のキャップの場合、鏡板の2:1楕円に近い形状のものが耐圧性に優れています。
また。一般に消火配管などに使っている圧力配管用炭素鋼鋼管をスケジュール管と呼んでいますが、配管用ステンレス鋼鋼管等にもスケジュール管があります。

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