サニタリー継手の商品一覧1263件中1〜50件目を表示
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サニタリー継手
「サニタリー」と言うと、トイレ周辺の配管などをイメージされる方も多いかと思いますが、この場合には食品や薬品などを製造する工場内部で使われる配管のことを指します。通常の配管継手と異なり、その使われる場所柄もあり、衛生面を特に重視して作られています。特徴はさまざまありますが、まずいえるのは表面も内面も、埃や汚れなどが付着しても洗浄がしやすいように研磨処理されていることが挙げられます。また、脱着が簡単にできるようになっています。配管自体を取り外して洗浄しやすくするためです。
例えば、ネジ込み継手は工具を使いながら、かなりの力を入れないと脱着することができませんし、力を入れる過程でネジが破損する問題も引き起こしかねません。その点、サニタリー継手は脱着が簡単です。サニタリー継手にはへルール式とネジ式がありますが、へルール式であれば蝶ネジを回せば取り外せますし、ネジ式の場合は一般的な工具で脱着できます。また、サニタリー継手は軽いという特徴もあります。これも前述同様に、取り外して洗浄することを想定しているためです。一般のステンレス配管と比べて約半分の重量です。
※ステンレス配管65Asch10(Φ76.3)×4mの両端にJIS10Kフランジを取り付けた場合の重量は約28kg。一方、サニタリー配管3.0S(Φ76.3)×4mの両端にヘルール継手を取り付けた場合の重量は約15kg
その他にも衛生面に対する構造上の配慮が徹底されています。サニタリー継手は接液部に段差ができないような構造となっています。これにより、汚れや残液がたまることはありません。食品を製造するために用いられる配管などに汚れや残液が付着してしまうと、食品への混入という問題も生じます。これは決してあってはならないことです。だからこそ、サニタリー継手に求められる衛生面への配慮は徹底されなければならないのです。
サニタリー継手の主なメーカーとしては、大阪サニタリー金属工業協同組合、協和ステンレスが挙げられます。